2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
1 問3

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 1 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す回路において、A−B間の合成抵抗値が100Ωであるとき、抵抗Rの値として、正しいものはどれか。
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  • 150Ω
  • 200Ω
  • 300Ω
  • 450Ω

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この過去問の解説 (3件)

01

A-B間の合成抵抗値と、A-B間各列の合成抵抗値との関係を式で表します。

 1/RAB = 1/100  

 1/100 = 1/300 + 1/R + 1/300

       = 2/300 + 1/R

       = 2R/300R + 300/300R

       = (300 + 2R)/300R

    3R = 300 + 2R

     R = 300        

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02

合成抵抗の問題です。

①上の回路の合成抵抗

 150+150=300Ω

②下の回路の合成抵抗

 120+180=300Ω

③①②の合成抵抗

 (300×300)/(300+300)=150Ω

④AB間の合成抵抗値が100Ωであることから、

 (R×150)/(R+150)=100

 150R=100(R+150)

 150R=100R+15000

 50R=15000

 R=300

したがって、抵抗Rは300Ωとなります。

選択肢1. 150Ω

誤りです。

選択肢2. 200Ω

誤りです。

選択肢3. 300Ω

正しいです。

選択肢4. 450Ω

誤りです。

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03

一番上の回路の抵抗は直列なので、合成抵抗は、150 [Ω]+ 150 [Ω] = 300 [Ω]です。

一番下の回路の抵抗も直列なので、合成抵抗は、120 [Ω]+ 180 [Ω] = 300 [Ω]です。

回路全体では、300 [Ω] 、R [Ω] 、300 [Ω] の並列抵抗です。

合成抵抗は、

100 [Ω] = 1/((1/300)+(1/R)+(1/300))

= 300 R/(R+300+R) = 300 R/(2 R +300)

したがって、等式として Rを求めます。

(2 R +300) = 3 R

R = 300 [Ω]

選択肢1. 150Ω

× 誤りです。

選択肢2. 200Ω

× 誤りです。

選択肢3. 300Ω

〇 正解です。

選択肢4. 450Ω

× 誤りです。

まとめ

<まとめ>

抵抗の並列接続の合成は、

R [Ω]= 1/((1/R1) + (1/R2)) = (R1 × R2)/(R1 + R2)

です。

抵抗の直列接続の合成は、

R [Ω]= R1 + R2

です。

* R1 、R2 の[Ω]単位は省略しています。

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