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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)前期 1 問9

問題

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変電所において、電力用コンデンサを系統に並列に接続する目的として、不適当なものはどれか。
   1 .
電圧変動の軽減
   2 .
送電容量の増加
   3 .
送電損失の軽減
   4 .
短絡容量の軽減
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 1 問9 )
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この過去問の解説 (3件)

10

送配電系統に電動機などの負荷があると、力率を悪くします。そのため負荷に流れる有効電流は、同時に地相の無効電流が流れるため、電圧降下が増えます。

このため、負荷と平行に電力コンデンサ(進相)を接続して、無効電力を小さくし、送電損失を少なくするなど、力率を改善します

力率を改善することで、次の効果が期待できます。

電圧変化の軽減します

送電容量を増やします

送電の損失を軽減します

選択肢1. 電圧変動の軽減

〇 適切です。

選択肢2. 送電容量の増加

〇 適切です。

選択肢3. 送電損失の軽減

〇 適切です。

選択肢4. 短絡容量の軽減

× 不適切です。

電力コンデンサによって短絡容量が軽減することはありません。

短絡容量が軽減するには、母線を分離して系統インピーダンスを増加させます。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

電力用コンデンサを使用する目的としては、力率の改善や、電圧変動の軽減や送電容量の増加、送電損失の低減が挙げられます。

選択肢4. 短絡容量の軽減

短絡容量の軽減するためには、送電線、変圧器等のインピーダンスを大きくすることや、変電所の母線分離等を行います。

0

電力用コンデンサを系統に並列に接続する目的に関する問題です。

選択肢1. 電圧変動の軽減

正しいです。

コンデンサを開閉し無効電力を調整することで、変電所からの送り出し電圧を調整します

選択肢2. 送電容量の増加

正しいです。

通常系統の力率があるため、容量の100%を使用することができません。

コンデンサを接続し力率を1.0に近づけることで設備容量を多く使用することができます。

選択肢3. 送電損失の軽減

正しいです。

コンデンサを接続し力率を改善することで送電損失を軽減します。

選択肢4. 短絡容量の軽減

誤りです。

力率改善と短絡容量の軽減は無関係です。

系統のインピーダンスを大きくすることで短絡容量を軽減することができます。

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