2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
2 問6
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 2 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
送電線路の線路定数に関する次の記述において、( )に当てはまる語句として、適当なものはどれか。
「送電線路は、抵抗、インダクタンス、( )、漏れコンダクタンスの4つの定数をもつ連続した電気回路とみなすことができる。」
「送電線路は、抵抗、インダクタンス、( )、漏れコンダクタンスの4つの定数をもつ連続した電気回路とみなすことができる。」
- アドミタンス
- サセプタンス
- 静電容量
- 零相電流
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この過去問の解説 (3件)
01
送電線路の経路定数としては、抵抗、インダクタンス、静電容量、漏れコンダクタンスの4つがあります。送電電圧、電流、力率、気象条件に左右されることのない、固有の要素となります。
アドミタンスは、インピーダンスの逆数で、電流と電圧の比でもあります。
誤りです。
サセプタンスは、リアクタンスの逆数です。
コイルやコンデンサでの回路における電流と電圧の比でもあります。
誤りです。
静電容量は、蓄えられる電荷の容量(電荷をどれだけ蓄えられるか)を表すものです。
電圧や電流の大きさに左右されない要素なので、正しいです。
零相電流とは、三相交流回路等において各相に流れる電流のベクトルの和を示す電流です。
正常時は、各相の電流が平衡を保っているため零相電流は0の状態ですが、事故等で不平衡になると発生します。送電線路の線路定数とは関係ありませんので、誤りです。
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02
送電線路には、「抵抗」、「インダクタンス」、「静電容量」、「抵抗」という4つの定数があります。
電線の種類や太さ、構造等によって定まる値であり、送電電流・電圧、力率、気候条件等によって変動しない、定数となります。
静電容量とは、絶縁された導体中に、どれくらいの電荷が蓄えることができるかを表す量であり、その他気候条件や、接続される回路によって変動しない定数となります。
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03
送電線の線路定数に関する問題です。
送電線路は、抵抗R、インダクタンスL、静電容量C、漏れコンダクタンスgの4つの定数をもった電気回路とみなされ、電線の種類・太さおよびの配置によって定まるものです。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
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