2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
3 問1
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 3 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す建物の空調で使用するヒートポンプの原理図において、ア及びイの名称の組合せとして、適当なものはどれか。
- ア:送風機 イ:凝縮器
- ア:送風機 イ:蒸発器
- ア:圧縮機 イ:凝縮器
- ア:圧縮機 イ:蒸発器
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この過去問の解説 (3件)
01
ヒートポンプの原理としては、まず熱を含んだ空気を室外から冷媒として取り入れます。
冷媒は、圧縮機で圧縮されることで温度が上昇します。
凝縮機では冷媒中の気体のみが室内へ放出され、冷媒中に残された液体は膨張弁へと向かいます。膨張弁を過ぎた冷媒(液体)の温度は低下し、再び室外から熱を取り入れ、一連の流れを繰り返します。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
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02
問題図は、空気熱源型のヒートポンプです。サイクルは次のようになります。
➀ 室外からファンで空気を取入れ、熱交換器1で、冷媒が空気から吸熱します。
↓
② 取り入れた暖かい冷媒を圧縮機で加圧します。
↓
③ 圧縮されたことで冷媒の温度はさらに上がります。
↓
④ 高温の冷媒を、熱交換器2で放熱することで、冷媒の温度は下がりますが、圧力は高いままです。
↓
⑤圧縮された冷媒を膨張弁に通すと、圧力が下がり温度も下がります。
↓
⑥ ➀のサイクルに戻り、➀~⑥が繰り返され、高い温度が室内に放出されます。
熱交換器1は、蒸発器です。熱交換器2は、すなわち図の「イ」は凝縮器です。
「ア」は、圧縮機です。
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03
ヒートポンプの原理に関する問題です。
ヒートポンプは、低温から高温へ熱をくみ上げるポンプのような動きをする装置です。
①低温低圧の冷媒はアの圧縮機で圧縮されて高温高圧の気体になります。
②高温高圧の気体は、イの凝縮器を通過する際に空気や水に放熱して
低温高圧の液体になります。
③②の液体を膨張弁で膨張させると、急に圧力が低下し、
低温低圧の液体になって蒸発器に達します。
④蒸発器を通過するときに、大気から熱を吸収して、
低温低圧の気体になり、一周してアの圧縮機に戻ります。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
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