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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)前期 3 問2

問題

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盛土工事における土の締固めに関する記述として、不適当なものはどれか。
   1 .
透水性を増加させる。
   2 .
せん断強度を大きくする。
   3 .
荷重に対する土の支持力を増加させる。
   4 .
水の浸入による軟化・膨張を防止する。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 3 問2 )
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この過去問の解説 (2件)

4

土の締固めは、軟弱地盤を改良することと同じです。

軟弱地盤対策により得られる効果が、土の締固めと考えることができます。

・地盤に締め固めた砂ぐいで、軟弱部分を締固め、砂ぐいの支持力で安定化させます。それにより沈下量が減ります。

・地盤上に重錘を落として地面を締固め、湧き出た過剰な水を排水してせん断強さを強化します。

・地盤中に石灰水で柱を構築し、それの吸水で脱水して化学的結合で地盤を固め、地盤の強度を増します。

・地盤中に薬品液を注入することで、透水性を減少させ、地盤強度を増加させます。

選択肢1. 透水性を増加させる。

× 誤りです。

透水性を増加させると、水が浸入しやすくなり、地盤が軟弱化し、土の締固めに反します。

選択肢2. せん断強度を大きくする。

〇 正解です。

せん断強度を大きくすることで、土の締固めが強化されます。

選択肢3. 荷重に対する土の支持力を増加させる。

〇 正解です。

荷重に対する土の支持力を増加させることは、土の締固めが強化していることです。

選択肢4. 水の浸入による軟化・膨張を防止する。

〇 正解です。

水の浸入による、地盤の軟弱化を弱めます。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

土の締固めを行う目的としては、地盤上の建設物を安定的に支持することや、土に含まれる空気や水分を除去することで、土の強度をあげることが挙げられます。

選択肢1. 透水性を増加させる。

透水性が上がると土の強度が低下し、建設物を支持できなくなりますので、誤りです。

選択肢2. せん断強度を大きくする。

正しいです。

選択肢3. 荷重に対する土の支持力を増加させる。

正しいです。

選択肢4. 水の浸入による軟化・膨張を防止する。

正しいです。

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