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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)前期 3 問4

問題

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架空送電線の鉄塔の組立工法として、不適当なものはどれか。
   1 .
台棒工法
   2 .
相取り工法
   3 .
移動式クレーン工法
   4 .
クライミングクレーン工法
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 3 問4 )
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この過去問の解説 (3件)

12

架空送電線の鉄塔の組立工法としては、クレーンによる工法のほかに、それ以外の工法もあるので把握しておく必要があります。

選択肢1. 台棒工法

台棒工法は、木製及び鋼製の棒(台棒)を用いて、鉄塔を組み立てる工法です。

正しいです。

選択肢2. 相取り工法

相取り工法は、移動式クレーンと複数の定位置クレーンを用いた工法です。

傾斜地における資材の搬入・撤去作業に適しており、鉄塔の組立とは関係ないので、誤りです。

選択肢3. 移動式クレーン工法

正しいです。

選択肢4. クライミングクレーン工法

クライミングクレーン工法は、鉄塔を建設する位置にクレーンを設置し、クレーンを取り囲むように鉄塔を組み立てていく工法です。正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

架空送電線の鉄塔の組立工法を紹介します。

 

➀ 台棒工法

鋼管製の台棒を、鉄塔の主柱材に取り付けてから、台棒を使って部材を吊り上げて、組み立てる工法です。下から順次組立てていきます。

 

② 移動式クレーン工法

移動式クレーンで部材をある高度まで吊り上げ、そこからブームを水平に旋回して、水平にある施工箇所まで移動する工法です。

 

③ クライミングクレーン工法

クライミングクレーンは、タワークレーンとも呼ばれ、クレーンを使って鉄塔を組立てる工法です。主柱・マスト・ジブで構成されるクレーンは、マストとジブを水平に360°旋回し、主柱下部をワイヤーロープでせり上げます。

選択肢1. 台棒工法

〇 正しいです。

選択肢2. 相取り工法

× 誤りです。

延線した電線を仮上げ後、2つの耐張区間の中央鉄塔から、張り具合を見ながら電線を規定張力で張ってクランプインする方式です。鉄塔組立の工法ではありません。

選択肢3. 移動式クレーン工法

〇 正しいです。

選択肢4. クライミングクレーン工法

〇 正しいです。

まとめ

<参考>

鉄塔の組立工法には、選択肢以外にもいくつかあります。

地上組立工法

地上から鉄塔を組立てていく工法です。

地上せり上げデリック工法

鉄塔中心に鉄柱を地上から継ぎ足しながら次第にせり上げます。鉄柱先端にブームを取り付けて組み立てていく工法です。狭い場所に適用します。

0

架空送電線の鉄塔の組立工法に関する問題です。

選択肢1. 台棒工法

正しいです。

台棒工法は、台棒を鉄塔主柱に取り付けて、部材の吊り上げ・組み立てに使用します。

選択肢2. 相取り工法

誤りです。

相取り工法は、急傾斜地で定置式クレーンと小型のクレーンを組み合わせて、斜面の上方へ互いのクレーンの持ち上げを繰り返し、資機材の荷揚げなどを行う工法です。

鉄塔の組み立てとは直接の関係はありません。

選択肢3. 移動式クレーン工法

正しいです。

移動式クレーン工法は、移動式クレーンを用いて鉄塔を組み立てる工法で、施工しやすですが搬入できる道路が無ければ採用できません。

選択肢4. クライミングクレーン工法

正しいです。

クライミングクレーン工法は、クライミングクレーンを使用して鉄塔を組み立てる工法です。

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