2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
5 問3
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 5 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
電気工事の試験や測定に使用する機器とその使用目的の組合せとして、最も不適当なものはどれか。
- 回路計(テスタ) ――― 低圧回路の電圧値の測定
- 検電器 ―――――――― 高圧回路の電圧値の測定
- 検相器 ―――――――― 三相動力回路の相順の確認
- 絶縁抵抗計 ―――――― 回路の絶縁状態の確認
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この過去問の解説 (3件)
01
電気回路や機器に対して、試験および測定を行うものとしては、電圧値や電流値を計測する回路計(テスタ)、電流の有無を確認する検電器、正転か逆転かを確認する検相器、そして絶縁抵抗を計測する絶縁抵抗器が存在します。
回路計(テスタ)では、低圧回路における電圧値、電流値、抵抗値などの計測が可能です。
正しいです。
検電器は、電路が活線状態であるかどうかを、音や光で示すことができる計器です。
しかし、電圧値のような数値を表すことは出来ませんので、誤りです。
検相器は、三相3線式回路における相順を確認出来ます。
正しいです。
絶縁抵抗計は、回路の絶縁抵抗を計測し、短絡や漏電のおそれがないかを確認する計器です。
正しいです。
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02
検査測定用計器の目的
➀ 回路計(テスタ)
回路の電圧値の測定や導通状態を確認します。
② 高圧検電器
ネオン式と音響式があり、高圧回路の充電の有無を調べます。
③ 検相器
三相交流の相順を調べます。
④ 絶縁抵抗計
絶縁抵抗値を測定します。
〇 適切です。
× 不適切です。
検電器は回路の充電の有無を確認しますが、電圧値の測定はできません。
〇 適切です。
〇 適切です。
<参考>
選択肢以外の試験・測定に使用する機器を挙げてみます。
・電圧計
電圧値を測定します。
・電流計
電流値を測定します。
・クランプメータ
電線の電流値の測定や漏れ電流を確認します。
・接地抵抗計
接地抵抗値を測定します。
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03
電気工事に使用する試験・測定器具に関する問題です。
正しいです。
テスタは、低圧回路の電圧値と電流値、抵抗値を測定することができます。
誤りです。
検電器は高圧・特別高圧回路の電圧の有無を確認する器具です。
電圧値の測定はできません。
正しいです。
検相器は三相動力回路の相順(R→S→T)の確認ができる測定器です。
正しいです。
回路に直流電圧を印加し、発生する漏れ電流により回路の絶縁抵抗(MΩ)を測定します。
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