2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
2 問4
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 2 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
配電線路に用いられる電線の種類と主な用途の組合せとして、不適当なものはどれか。
- (電線の種類)接地用ビニル電線( GV ) (主な用途)架空電線の接地用
- (電線の種類)屋外用ビニル絶縁電線( OW ) (主な用途)低圧架空配電用
- (電線の種類)引込用ビニル絶縁電線( DV ) (主な用途)高圧架空引込用
- (電線の種類)屋外用架橋ポリエチレン絶縁電線( OC ) (主な用途)高圧架空配電用
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この過去問の解説 (3件)
01
各電線の用途としては、
接地用ビニル電線( GV )は、架空電線の接地用、
屋外用ビニル絶縁電線( OW )は、低圧架空配電用、
引込用ビニル絶縁電線( DV )は、低圧架空引込用、
屋外用架橋ポリエチレン絶縁電線( OC )は、高圧架空配電用として用いられます。
正しいです。
正しいです。
引込用ビニル絶縁電線( DV )は、低圧の架空引込用として用いられます。
高圧用としては、OE電線(屋外用ポリエチレン絶縁電線)、OC電線(屋外用架橋ポリエチレン絶縁電線)などが挙げられます。誤りです。
正しいです。
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02
配電線路と電線の種類を以下のように整理します。
――――――――――――――――――――――――――――――
配線電路 電線の種類
――――――――――――――――――――――――――――――
高圧配電線路 屋外用ポリエチレン絶縁電線(OE)
屋外用架橋ポリエチレン絶縁電線(OC)
高圧配電線路 高圧引下用架橋ポリエチレン絶縁電線(PDC)
引下箇所 高圧引下用エチレンプロピレンゴム
絶縁電線(PDP)
低圧配電線路 屋外用ビニル絶縁電線(OW)
低圧架空 引込用ビニル絶縁電線(DV)
引込箇所 引込用ポリエチレン絶縁電線(DE)
架空電線接地 接地用ビニル電線(GV)
――――――――――――――――――――――――――――――
〇 正解です。
〇 正解です。
× 誤りです。
DVは低圧架空引込用で使用される電線で、高圧用は、高圧架空線から柱上トランスなどへ引き下げる電線で、高圧引下用架橋ポリエチレン絶縁電線(PDC)です。
〇 正解です。
解説に電線の種類が2種類あるものがありますが、支持箇所と使うがいしの種類が異なります。
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03
絶縁電線は、使用用途に応じて異なる形状や構造になっています。
架空電線の接地や、機器のアース等に使用されています。被覆を二重構造にすることで、
耐久性を上げた電線です。
柱上変圧器で変圧した低圧の架空電線に使用されています。
耐候性に優れている黒色ビニルで、導体のより線を被覆しています。
引込用ビニル絶縁電線は、屋内へ電線を引き込む為に使用されています。
高圧架空電線路に使用されています。導体のより線を、耐候性に優れている
黒色架橋ポリエチレンで被覆しています。
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