2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
2 問17

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 2 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

構内情報通信網(LAN)に関する次の記述に該当する機器として、最も適当なものはどれか。
「ネットワーク上を流れるデータを、IPアドレスによって他のネットワークに中継する装置」
  • ルータ
  • モデム
  • リピータハブ
  • メディアコンバータ

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この過去問の解説 (3件)

01

ネットワーク上を流れるデータを、IPアドレスによって他のネットワークに中継する装置は、ルータです。

選択肢1. ルータ

正しいです。

選択肢2. モデム

モデムは、アナログ信号とデジタル信号の変換を行う装置です。

誤りです。

選択肢3. リピータハブ

リピータハブは、接続された全ての端末による信号を中継します。

または、全ての端末に信号を送信することが可能な装置です。

誤りです。

選択肢4. メディアコンバータ

メディアコンバータは、異なる媒体(ケーブル等)同士でのやり取りを可能にする装置です。

誤りです。

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02

LANとは、同じ建物内に構築されたネットワークのことを言います。

選択肢1. ルータ

LANの中で接続される端末(PC、プリンタ等)には、IPアドレスが付与されます。

ルーターがLAN内の端末にIPアドレスを付与し、送受信するデータのルート選択をすることによって、LAN内の端末が、LAN外部のネットワークに繋がることができます。

選択肢2. モデム

インターネット回線の信号を、アナログからデジタルに変換する装置のことを言います。

選択肢3. リピータハブ

端末同士を集約し、端末から送られてきたデータをすべての端末に送信します。

一つの端末に一つずつデータ送信を行うスイッチングハブに比べて、リピータハブを使うことで、小規模ネットワークの場合は通信速度を早くすることができる場合があります。

選択肢4. メディアコンバータ

異なるメディア同士を接続するための装置です。光ファイバーによる光信号とメタルケーブルによる通信信号(電気信号)の変換を行います。

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03

構内情報通信網(LAN)で使用される機器

選択肢1. ルータ

〇 正解です。

ルータは、ネットワーク上を流れるデータを、他のネットワーク機器に、プロトコルを解析してテータ転送を行う機器です。第3レイヤのネットワーク層のアドレスから、どこを経由するか判断機能を持ちます。

選択肢2. モデム

× 誤りです。

モデムは、アナログ信とをディジタル信号を、相互に変換する機器です。ADSL回線やCATV回線などは、アナログ信号のデータ送受信ですが、モデムを介することで、インターネットへの接続ができます。

選択肢3. リピータハブ

× 誤りです。

リピータハブは、複数のポートを持つリピータです。伝送信号の再中継を行います。ケーブルメディアが異なっても相互接続を行います。

選択肢4. メディアコンバータ

× 誤りです。

UTPケーブルと光ファイバケーブル間で、光信号に変換します。メディアコンバータは、異なる伝送媒体の、信号の相互変換を行う機器です。

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