2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
3 問2

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 3 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

水準測量に関する用語及び器械・器具として、関係のないものはどれか。
  • 標尺
  • 水準点
  • レベル
  • アリダード

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この過去問の解説 (3件)

01

水準測量に用いられる器械・器具としては、

標尺、水準点、レベルがあります。

選択肢1. 標尺

標尺は、レベルと組み合わせることで、地点間の高さの測定が可能です。

正しいです。

選択肢2. 水準点

水準点とは、高さの基準となる点です。

正しいです。

選択肢3. レベル

正しいです。

選択肢4. アリダード

アリダードは、平板測量に用いられるものです。

誤りです。

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02

水準測量は、レベルという測量機器と、目盛のついた尺度によって、2点の位置の高低差を直接求め、標高を測定する方法です。

選択肢1. 標尺

〇 水準測量器具です。

測量法の一つ三角測量は、三角形の一辺と内角を測り、方向角と各点の位置を測量する方法で、トランシットで角度を測定します。トランシットとは、1地点で他の2点間の水平角と垂直角を測定する機械です。

標尺は、トランシットとレベルを使って、距離と高さを測定するときに用いられる、目盛のついた尺度です

選択肢2. 水準点

〇 水準測量の用語です。

水準点は、標高の基準となる点です。水準原点を元に、高い精度で標高を求めます。

選択肢3. レベル

〇 水準測量機器です。

レベルは、望遠鏡の視準線を気泡管を見ながら水平にし、2測量点に鉛直に立っている標尺を読取って、2地点の高低差を正確に求める測量機器です

選択肢4. アリダード

× 水準測量ではありません。

アリダードは、平板測量用の測量機器です。平板上で方位・傾斜・距離を求め、直接平板上に方向線を描きます。

まとめ

<参考>

測量の種類には、三角測量、距離測量、平板測量、水準測量、スタジア測量、トラバース測量(多角測量)などがあります。

参考になった数8

03

水準測量とは、水準点間の高低差を測定し、水準点の標高成果を得るための測量のことを言います。測定には、水準点に立てる標尺やレベル(水準儀)等を使用します。

選択肢4. アリダード

アリダードとは、平板測量で使用する機器です。

参考になった数4