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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)後期 5 問3

問題

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接地抵抗計による接地抵抗測定試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
測定前に、地電圧が小さいことを確認した。
   2 .
測定前に、接地端子箱内で機器側と接地極側の端子を切り離した。
   3 .
測定用補助接地棒( P、C )は、被測定接地極( E )から直線状にP、Cの順に配置した。
   4 .
地表面がアスファルトであったので、接地網を地面に敷き、水をかけて補助極とした。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 5 問3 )
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この過去問の解説 (3件)

14

接地抵抗計による測定の際は、接地極同士の電気的な接続を確保することが重要です。

選択肢1. 測定前に、地電圧が小さいことを確認した。

正しいです。

選択肢2. 測定前に、接地端子箱内で機器側と接地極側の端子を切り離した。

正常な測定を行うためには、一度端子を取り外す必要があります。

正しいです。

選択肢3. 測定用補助接地棒( P、C )は、被測定接地極( E )から直線状にP、Cの順に配置した。

正しいです。

選択肢4. 地表面がアスファルトであったので、接地網を地面に敷き、水をかけて補助極とした。

地表面がアスファルトの場合、濡れた雑巾を用意し、その上に接地棒を寝かします。

誤りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

接地抵抗を測定し、正常な数値を管理することにより、漏電による感電事故を防止することができます。

選択肢1. 測定前に、地電圧が小さいことを確認した。

接地抵抗測定前に、通常抵抗が0Vである地面の電圧が、周囲の異常によって電位の異常上昇を起こしていないか確認する必要があります。

選択肢2. 測定前に、接地端子箱内で機器側と接地極側の端子を切り離した。

接地端子箱内から接地局の接地抵抗を測定するときには、機器側と接地局側の端子を切り離します。

選択肢3. 測定用補助接地棒( P、C )は、被測定接地極( E )から直線状にP、Cの順に配置した。

補助接地棒は、被測定箇所から直線状に配置できるようにして配置します。

選択肢4. 地表面がアスファルトであったので、接地網を地面に敷き、水をかけて補助極とした。

地表面が導電物(コンクリート等)の場合には、接地網を地面に敷いて、水をかけて補助極とすることができます。

アスファルトは絶縁物である為、一般的には接地網を使用することはできません。

5

接地抵抗試験は、接地工事の種類ごとに、規定された接地抵抗値以下であることを確認する試験です。

選択肢1. 測定前に、地電圧が小さいことを確認した。

〇 正しいです。

試験時の留意することとして、次のことが挙げられます。

➀ 接地抵抗計の電源電圧を確認します。電池電圧の確認です。

② 指示計のゼロ点の調整を行います。

③ 大地間との電圧がゼロか非常に小さいことを確認します。この値が高いと、測定した接地抵抗値に大きな誤差が生じるための確認です。

選択肢2. 測定前に、接地端子箱内で機器側と接地極側の端子を切り離した。

〇 正しいです。

試験時の留意することとして、次のことが挙げられます。

④ 測定用背置局を電路や機器の接地線から切り離しておきます

選択肢3. 測定用補助接地棒( P、C )は、被測定接地極( E )から直線状にP、Cの順に配置した。

〇 正しいです。

試験方法は以下のように準備してから測定を行います。

➀ 測定用接地極 E から直線上に、10 m以上離した間隔で、2つの補助接地極 P と C を埋設し、それぞれの接地極に配線を接続し、その配線を接地抵抗計の E、P、C の各端子と接続します。

選択肢4. 地表面がアスファルトであったので、接地網を地面に敷き、水をかけて補助極とした。

× 不適切です。

② 地表面が硬くて補助接地極が挿入できないときは、次のオプションで抵抗測定が可能です。

接地網を地面に密着させて敷き、その上から水を掛けて補助接地棒を接地網上に設置し、接地抵抗を測定することができます。

ただし、アスファルトは水が浸透しないためこの方法はとれません

まとめ

<参考>

接地抵抗試験の判定は次のようになります。

A接地工事   10 Ω以下

B接地工事   150/1線地絡電流 Ω以下

C接地工事   10 Ω以下

D接地工事   100 Ω以下

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