2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
5 問10

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 5 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す墨出しにおいて、アとイの名称の組合せとして、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)陸墨
  • (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)地墨
  • (ア)心墨       (イ)陸墨
  • (ア)心墨       (イ)地墨

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この過去問の解説 (3件)

01

隅出しは、設計図面と現場の物の水平・高さの位置を、正しく合わせるため現場に線を引く作業です。

陸墨

水平を表す墨で、基準の高さを出すための作業です。

心(芯)墨

柱などの中心に表示する墨です。

返り墨(逃げ墨)

墨を打つ場所に障害物などで打てない場合に、その場所から一定の間隔をあけた所に墨を引くことです。

地墨

地墨は線形や寸法を表示するために、捨てコンなどに表示する印です。

選択肢1. (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)陸墨

 正解です。

選択肢2. (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)地墨

× 誤りです。

選択肢3. (ア)心墨       (イ)陸墨

× 誤りです。

選択肢4. (ア)心墨       (イ)地墨

× 誤りです。

まとめ

アとイは、解説で書いた定義通りの墨です。

定義を正しく覚えていないと、アの位置が柱の真ん中の線を位置していた時は、芯墨と陸墨を入れ違う可能性があります。

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02

設計図通りに現場を進めるために、地面や壁等に、いくつか基準となる印を書きます。

現場に印を書くことを、墨出しと言います。

選択肢1. (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)陸墨

障害物で正規の位置に墨出しできない箇所は、正規の位置から一定の距離を逃げた場所に出す、返り墨(逃げ墨)を出します。

床の仕上げから、一定の距離逃げた水平基準になる墨のことを、陸墨(ろくずみ)と言います。

選択肢2. (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)地墨

捨てコンや基礎、スラブ面等に出す墨のことを、地墨と言います。

選択肢3. (ア)心墨       (イ)陸墨

部材の中心線を表す墨のことを、心墨と言います。

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03

墨出しの問題です。

墨出しとは、現場の床や柱などに、基準となるラインを墨で書きこむ作業をいいます。

陸墨  水平を表す墨で、基準の高さを出すための作業です。

心墨  柱などの中心に表示する墨です。

返り墨(逃げ墨) 墨を打つ場所に障害物などで打てない場合に、その場所から一定の間隔をあけた所に墨を引くことです。

地墨  捨てコンなどに表示する印です。

以上から、(ア)は返り墨、(イ)は陸墨 となります。

選択肢1. (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)陸墨

〇 正しいです。

選択肢2. (ア)返り墨(逃げ墨) (イ)地墨

✕ 誤りです。

選択肢3. (ア)心墨       (イ)陸墨

✕ 誤りです。

選択肢4. (ア)心墨       (イ)地墨

✕ 誤りです。

まとめ

建築物の基準線を表すために、芯墨である、壁芯や柱芯が良く使われます。

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