2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
2 問14

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 2 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す回路において、電気機器に完全地絡が生じたとき、その金属製外箱に生じる対地電圧〔V〕として、適当なものはどれか。
ただし、電線の抵抗など、表示なき抵抗は無視するものとする。
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  • 25V
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  • 100V

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この過去問の解説 (3件)

01

完全地絡時の対地電圧に関する問題です。

完全地絡時には、電圧100V、抵抗80Ωの閉回路が形成されます。

この時この閉回路を流れる電流Iは

I=100/80=1.25A

となり、金属製外箱の電位Vは、

V=1.25×60=75V

となります。

選択肢1. 25V

✕ 誤りです。

選択肢2. 50V

✕ 誤りです。

選択肢3. 75V

〇 正しいです。

選択肢4. 100V

✕ 誤りです。

まとめ

この回路図を書き換えてみれば、簡単な回路となり、オームの法則で

簡単に正解に到達できます。

参考になった数12

02

電気機器が故障し地絡が発生した場合の、その金属製外箱に生じる接触電圧を求める設問です。

選択肢1. 25V

誤りです。

選択肢2. 50V

誤りです。

選択肢3. 75V

正しいです。

選択肢4. 100V

誤りです。

まとめ

金属製外箱との完全地絡(接触抵抗ゼロ)なので、大地と電気機器外箱の電圧は、地絡電流が流れたときに、電源電圧100Vが変圧器二次側接地20Ωと電気機器外箱の接地60Ωにより分圧されます。

したがって、60Ω/(20Ω+60Ω)×100V=75Vとなります。

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03

完全地絡の問題です。

完全地絡すると閉回路になります。

流れている電流は、

I=100/80=1.25Aになります。ここまで分かれば、金属製外箱に生じる対地電圧〔V〕は、

V=1.25×60=75Vになります。

選択肢1. 25V

誤答です。

選択肢2. 50V

誤答です。

選択肢3. 75V

正答です。

選択肢4. 100V

誤答です。

まとめ

簡単な計算で出せる回答なので、出ている数字を理解して臨みましょう。

参考になった数2