2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
2 問15

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 2 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

常時開放式防火戸(竪穴区画用)へ連動させる感知器として、適当なものはどれか。
  • 差動式スポット型感知器
  • 定温式スポット型感知器
  • 光電式スポット型感知器
  • 補償式スポット型感知器

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この過去問の解説 (3件)

01

常時開放式防火戸(竪穴区画用)へ連動させる感知器の問題です。

竪穴区画で警戒すべきは、煙がこの竪穴をルートとして、他の階へ拡散することです。

すなわち、煙感知器を設置する必要があります。

選択肢1. 差動式スポット型感知器

✕ 誤りです。

これは熱検知器なので不適です。

選択肢2. 定温式スポット型感知器

✕ 誤りです。

これは熱検知器なので不適です。

選択肢3. 光電式スポット型感知器

〇 正しいです。

これは、煙検知器なので、適合します。

選択肢4. 補償式スポット型感知器

✕ 誤りです。

これは熱検知器なので不適です。

まとめ

火災による熱を警戒するのか、煙を警戒するのかによって、

必用な検知器の種類が異なります。

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02

常時開放式防火戸(竪穴区画用)は煙を感知すると勝手に閉まる戸のことです。

ということは、煙感知器と連動しなくては、なりません。

選択肢の中で煙感知器なのは「光電式スポット型感知器」だけです。

残りの感知器は熱感知器なので不適当です。

選択肢1. 差動式スポット型感知器

誤答です。

選択肢2. 定温式スポット型感知器

誤答です。

選択肢3. 光電式スポット型感知器

正答です。

選択肢4. 補償式スポット型感知器

誤答です。

まとめ

火災発生時に煙を光電式スポット型感知器で感知して常時開放式防火戸が閉じることで、ほかの部屋・場所に煙が行かないようにします。

参考になった数10

03

竪穴区画用の常時開放式防火戸と連動する感知器に関する設問です。

選択肢1. 差動式スポット型感知器

差動式スポット型感知器は熱感知器です。

したがって、誤りです。

選択肢2. 定温式スポット型感知器

定温式スポット型感知器は熱感知器です。

したがって、誤りです。

選択肢3. 光電式スポット型感知器

光電式スポット型感知器は煙感知器です。

したがって、正しいです。

選択肢4. 補償式スポット型感知器

補償式スポット型感知器は熱感知器です。

したがって、誤りです。

まとめ

竪穴に設ける常時開放式防火戸には、煙感知器との連動が必要です。

参考になった数2