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介護福祉士の過去問 第25回(平成24年度) 介護の基本 問25

問題

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Eさん(75歳、男性)は、軽度の認知症がある。Eさんは息子のFさん(48歳)と二人暮らしである。Fさんは働きながらEさんの介護をし、朝早く出勤し夕方に戻る生活のため、訪問介護の利用を始めた。Fさんと近所の人たちとの交流はない。先日、Eさんが日中近所でトラブルを起こして、住民が警察に苦情を言った。
この時点での、サービス提供責任者の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
住民が警察に苦情を言ったことを批判し、住民の意識を変える。
   2 .
介護支援専門員(ケアマネジャー)に連絡し、見守り活動などを行っている近所の人たちの協力を得る。
   3 .
Fさんの同意はないが、Fさんの勤務先をボランティアセンターに知らせておく。
   4 .
住民への働きかけより、専門職の研修の方が重要であると考え、訪問介護員に研修会への参加を促す。
   5 .
Eさん親子の状況を福祉事務所に連絡し、対応を任せる。
( 介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 介護の基本 問25 )
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この過去問の解説 (3件)

82
正解は2です。

軽度の認知症の人に対しては、病気の進行をできるだけ遅らせて本人が少しでもその人らしく暮らせるように支えること、家族の介護の負担を軽減することが大切です。その人らしく暮らせるようにするためには、住み慣れた地域でこれまでと同じようにすることが大切です。そのために近所の方のご協力が必要です。

各選択肢の不適切なところは以下のとおりです。
1→協力を得たい周囲の人に対して批判することは、かえって状況を悪くする可能性があります。
3→「同意がない」という部分が問題です。Fさんの個人情報なので扱いに気をつけなければなりません。
4→日常生活を考えれば、住民への働きかけのほうが優先順位が高いです。
5→福祉事務所との連携は必要ですが、任せきりというのはサービス提供責任者として正しい対応ではありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
38
正解は2です。

この手の問題では、「批判」や「介護者の同意を得ずに」、といった回答は誤りである事が多いです。
批判・同意を得ず、というのはトラブルを起こしかねません。
何か問題があった時には担当のケアマネージャーに連絡するのが基本です。
また地域で暮らす中では、住民協力が得られる方向にもっていくのが適切です。

16
正解は2です。
認知症高齢者とその家族はこれからも住んでいる地域で生活されます。「批判」することにより、近所とのトラブルや関係の悪化を招くようなことは避けるべきです。介護支援専門員としてすべきことは、利用者・家族が住み慣れた地域で、これからも生活していけるように環境を整えることです。その際、第3者の協力を得ることも大切です。

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