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介護福祉士の過去問「第10359問」を出題

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
L君(12歳、男性)は、6歳のとき、アスペルガー症候群と診断された。てんかんを合併しており、1か月に1回程度、身体の脱力発作が起こることがある。
現在は、アスペルガー症候群を理由に療育手帳を取得して、特別支援学校(小学校6年)に通学している。靴に強いこだわりがあり、靴が替わっていたり、玄関に置いてある位置がいつもと違ったりすると次の行動ができずに、スクールバスに乗り遅れてしまうことがある。学校では、興味のあることはよく友達と話をするが、話が終わらないこともあり、悪気はないのに失礼な発言をすることがある。教室の中が騒がしかったり、大きな音がすると耳を手でふさいでしまう。また、運動が大好きで、特に泳ぐことには積極的である。家では決まった場所で食事をして、決まった時間に決まったテレビを見て過ごしている。しかし、そのパターンが崩れると落ち着きがなくなる。

【問題】
L君は自宅からスクールバスの乗り場まで介護職の送迎の支援を受けている。
L君に対する介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
一度に多くのことを指示する。
   2 .
毎日靴を替える。
   3 .
大きな声で話しかける。
   4 .
途中でもL君の話を終わらせる。
   5 .
L君と一緒に予定を確認する。
( 介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 総合問題 )

この過去問の解説 (3件)

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正解は5です。

アスペルガー症候群の場合、パターン化されたことが大好きです。
反面、一度に複数のことを処理したり、予定の変更(この場合は2の毎日靴が変わる)があったりすると、適応できずにパニックに陥ることがあります。

毎日L君と予定を確認するという行為はパターン化されており、アスペルガー症候群の人が安心する行為の一つです。

また、アスペルガー症候群の人は時に非常に感覚が鋭敏であることが多く、大きな声・音や眩しい光が苦手なことがあります。
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正解は5です。

事例文にも、L君は1日のスケジュールが崩れると落ち着きがなくなるとあります。
アスペルガー症候群の子どもには、先が見通せないこと・変化に対して苦痛が大きいので、これから何があるのかを確認する事は大切な事です。
バスに乗る前に今日の予定を確認する事は安心材料となります。

1~4はどれもアスペルガー症候群の人には刺激が強く不安材料となるので適しません。
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正解は5です。

アスペルガー症候群の子どもは、パターン化された生活を好む傾向があり、パターンが崩されると混乱してしまいます。
L君と一緒に予定を確認し、本人が納得できるパターンで行動してもらうようにするのが正しい対応です。

1.一度に多くのことを指示することは、L君を混乱させることにつながります。

2.L君は靴にたいして強いこだわりがあります。毎日靴を替えるのは適切ではありません。

3.大きな声を出す必要はありません。

4.途中で話を終らせることは、L君のパターンを強制的に崩すことになります。不適切な対応です。
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