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介護福祉士の過去問 第23回(平成22年度) 介護概論 問73

問題

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介護場面での「尊厳の保持」に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
   1 .
認知症のある利用者の場合、家族の意思決定を優先する。
   2 .
嫌いな食べ物がある利用者の場合、好きな食べ物と一緒に混ぜる。
   3 .
居室で排泄介助が必要な利用者の場合、カーテンを閉める。
   4 .
何度も同じことを言う利用者の場合、「前にも聞きました」と対応する。
   5 .
車いすから立ち上がることが多い利用者の場合、Y字体を着ける。
( 介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 介護概論 問73 )
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この過去問の解説 (3件)

12
正解は 3 です。

1:認知症の方でも選べるような選択肢を用意することが大切です。
例えばその日着る服を選んでもらう場合には「何を着ますか?」ではなく何着か服を取り出して見せて「どの服にされますか?」という問いかけにすると選びやすいです。

2:好きな食べ物に嫌いな食べ物を混ぜる事で、食事自体が嫌になってしまう可能性があります。
例えば人参が嫌いな方には「今日この煮物、私が作ってみたんですよ!一口だけでも味見して感想を聞かせて下さいませんか?」という形で、自分から食べる意欲を引き出すような声掛けをすることが望ましいです。

4:何度も同じことを繰り返していても、何度でも初めて聞いたかのように聞いてあげるべきです。
本人はコミュニケーションを取りたいと思って話をしているのでその気持ちを尊重しましょう。

5:転落や滑落防止のために家族や本人の希望で使用する場合もありますが、車いすから立ち上がってしまうのを抑制するために使用することは「身体拘束」に当たりますので、してはいけません。
何故立ち上がりたいのか、その理由を把握し、立ち上がりやすいタイミングで見守りや声掛けをするように心がけます。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
1.× どんな場合でも利用者主体です。
2.× 食べ物を混ぜて提供することは食事に対する苦痛へと繋がる場合がある。
3.○ 羞恥心への配慮が必要。
4.× 何度も同じことを言う利用者に対しては、毎回話を傾聴し受け止めることが重要である。
5.× 身体拘束となるため適切ではない。

2
1:誤り。家族の意志決定を優先することは、必ずしも利用者の尊厳を保持することには繋がりません。原則は、利用者主体です。
2:誤り。食べ物を混ぜることは、食事の見た目や味を損なう恐れがあり、利用者の尊厳を傷つけてしまいます。
3:正しい。プライバシー保護のために適切な処置であるといえます。
4:誤り。「前にも聞きました」と対応するのは利用者の尊厳を守っているとは言い難いです。
5:誤り。身体拘束に該当し、尊厳を著しく傷つける行為です。

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