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介護福祉士の過去問 第22回(平成21年度) 形態別介護技術 問119

問題

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呼吸器障害のあるKさんの在宅生活に関する次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Kさん(70歳、男性)は単身生活をしていた。10年前に慢性閉塞性肺疾患と診断され治療を続けてきた。3か月前呼吸困難となり 入院したが、2週間前に退院し在宅酸素療法が開始された。
介護保険認定は、要介護2であった。退院後は共働きの長男夫婦がKさん宅に同居することになった。週2回程度の入浴を許可されて いるが、長男夫婦は鼻カニューレをしながらの入浴介助に不安があり、自分達では行っていない。Kさんは、同居期間が短い長男の妻 に対して遠慮することも多く、昼食の準備は自分で行おうとしているが、食欲がないと食事を摂取しない時がある。
退院時、訪問看護と訪問介護が導入された。訪問介護では清潔保持、調理介助、月1回の通院介助が行われている。

【問題】
Kさんの通院介助に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
   1 .
余裕をもったスケジュールを立てる。
   2 .
携帯用酸素ボンベの残量を確認しておく。
   3 .
呼吸困難があるときには休息をとる。
   4 .
肺機能訓練のために階段昇降を行う。
   5 .
帰宅後はうがいと手洗いを励行する。
( 介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 形態別介護技術 問119 )
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この過去問の解説 (3件)

14
正解は「4」です。
在宅酸素療法をしているKさんにとって、階段昇降は運動の強度が強すぎます。リハビリテーションとして行う場合もありますが、通院の介助中に行うべきではありません。

1・2・3 正しい対応です。

5 肺の機能が低下していると、風邪などの感染症から肺炎になるリスクが高く、症状が重症化する恐れもあります。感染症には特に注意が必要です。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
正解は4です。
在宅酸素を行っているKさんにとって、階段昇降は、息があがります。通院介助で行うべきことではなく、専門家のもとで行うべき行為です。

各選択肢については、以下のとおりです。
1→慢性閉塞性肺疾患があるため、定期的な通院が必要です。スケジュールにはそのことに配慮し、余裕をもつべきです。
2→在宅酸素療法を行っているため、通院やちょっとした外出など携帯用ボンベは欠かせません。通院介助に残量チェックは必要です。
3→適切です。
5→ふつうの人でも感染症予防のため必要な行為です。肺が悪いとあればなおさらです。

5
正解は4です。

呼吸器障害のあるKさんに対して、通院介助時に肺機能訓練のため階段昇降を行うことは適切ではありません。
そのような指示のもとで行うのであれば話しは別となりますが、状態の悪化や呼吸困難を起こす危険もあります。

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