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介護福祉士の過去問 第22回(平成21年度) 形態別介護技術 問118

問題

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呼吸器障害のあるKさんの在宅生活に関する次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Kさん(70歳、男性)は単身生活をしていた。10年前に慢性閉塞性肺疾患と診断され治療を続けてきた。3か月前呼吸困難となり 入院したが、2週間前に退院し在宅酸素療法が開始された。
介護保険認定は、要介護2であった。退院後は共働きの長男夫婦がKさん宅に同居することになった。週2回程度の入浴を許可されて いるが、長男夫婦は鼻カニューレをしながらの入浴介助に不安があり、自分達では行っていない。Kさんは、同居期間が短い長男の妻 に対して遠慮することも多く、昼食の準備は自分で行おうとしているが、食欲がないと食事を摂取しない時がある。
退院時、訪問看護と訪問介護が導入された。訪問介護では清潔保持、調理介助、月1回の通院介助が行われている。

【問題】
次のうち、Kさんの食事に対する助言として、適切でないものを一つ選びなさい。
   1 .
食事は、ゆっくり摂取する。
   2 .
水分摂取は、痰の排出を助ける。
   3 .
低カロリーのものを多く摂取する。
   4 .
食事は、回数を増やして摂取する。
   5 .
食欲がなく食事が進まない場合は間食をとる。
( 介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 形態別介護技術 問118 )
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この過去問の解説 (3件)

33
正解は3です。
高カロリーのものを摂取する必要があります。
慢性閉塞性肺疾患の方は、食事摂取時の呼吸困難による食欲低下や呼吸筋仕事量増加によるエネルギーの増加が考えられます。そのため、健康成人よりも多いエネルギー摂取が必要となります。

各選択肢については以下のとおりです。
1→呼吸への負担を考え、ゆっくりと食事を摂ることが大切です。
2→選択肢のとおりです。
4→正解のところで述べたように健康成人よりも多いエネルギー摂取が考えられます。そのため、回数を増やして摂取するのも一つの方法です。
5→エネルギーを必要とするため、間食で補うのも一つの方法です。

付箋メモを残すことが出来ます。
8
正解は3です。
体力の低下防止のためにも、低カロリーのものばかりではなく、カロリーのあるものを摂取するよう助言することが適切です。

6
正解は「3」です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)で在宅酸素療法を行う必要がある方は、労作時の息切れがあります。
疲れやすいため、食事は高カロリーのものを主体にした方が少ない量で必要なカロリーを確保できます。

1.×。呼吸への負担を考え、ゆっくりと食事を摂ることが大切です。
2.×。水分摂取が少ないと痰の粘稠性が高まって輩出しにくくなるため、水分摂取を心がけます。
3.×。疲れやすく一度に多くを食べられない場合は回数を増やすことも正しい対応です。
5.×。3と同様に、必要エネルギーの確保のために、間食で補うのも正しい対応です。

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