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介護福祉士の過去問 第21回(平成20年度) リハビリテーション論 問23

問題

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身体障害者に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 脊髄損傷は、自律神経障害の原因となる。
B 二分脊椎は、排尿障害の原因となる。
C 虚血性心疾患は、脳血管障害の原因となる。
D 高血圧は、パーキンソン病の原因となる。
   1 .
A B
   2 .
A C
   3 .
B C
   4 .
B D
   5 .
C D
( 介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) リハビリテーション論 問23 )
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この過去問の解説 (3件)

49
正解は1です。
A~Dについて解説します。
A→脊髄損傷では、自律神経機能、運動機能、感覚機能、排尿・排便機能の障害がおきます。したがって正しいです。
B→二分脊椎は、胎生期に椎骨の後方部の椎弓が閉鎖せずに欠損している先天性疾患です。症状として下肢の運動麻痺、感覚麻痺、排尿・排便障害、水頭症などがあります。したがって、正しいです。
C→虚血性心疾患は狭心症と心筋梗塞をまとめた言い方です。心筋梗塞と脳血管疾患の脳梗塞はどちらも血管が詰まることで起こるので、関連性がないとは言えませんが、虚血性心疾患も脳血管障害も一つの病気を表現しているわけではありませんし、直接の原因とはなっていません。よって、設問の表現は誤りです。
D→パーキンソン病は原因不明の病気です。中脳にある黒質の神経細胞が変性するためにおこるといわれています。よって、設問の表現は誤りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
12
A ○…脊髄損傷では、自律神経機能、運動機能、感覚機能、排尿・排便機能の障害がおきます。損傷部位が脳に近いほど、多くの障害が複合して重度となります。

B ○…二分脊椎は先天性疾患の一つで、下肢の運動麻痺、感覚麻痺、排尿・排便障害、水頭症などの症状が現れます。

C ×…虚血性心疾患には、狭心症と心筋梗塞があります。脳血管障害の一つである脳梗塞は血栓によって、脳の血管が詰まることで起きる疾患です。虚血性心疾患のうち心筋梗塞も同じく血栓によって生じるため、関連性があります。しかし、直接の原因であるという表現はふさわしいとは言えません。

D ×…パーキンソン病は、中脳にある黒質の神経細胞が変性することで起こる神経難病の一つです。高血圧とは関連がありません。

したがって、正しい組み合わせは「1」です。

12
A(○)自律神経は脊髄を通っているため、その通過路である脊髄の損傷は自律神経障害の原因になることがあります。
B(○)二分脊椎とは脊椎の一部が形成されずに生まれてきた先天的なものです。症状の中で、尿を我慢したり上手く排尿が行えないなどの排尿障害がみられます。

したがって正解は1です。

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