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介護福祉士の過去問 第21回(平成20年度) 医学一般 問63

問題

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神経疾患とその特徴的症状に関する次の組み合わせのうち、適切なものを一つ選びなさい。
   1 .
脳梗塞---------------------激しい頭痛
   2 .
アルツハイマー型認知症------呼吸筋麻痺
   3 .
くも膜下出血----------------舞踏様運動
   4 .
脊髄小脳変性症-------------ふらつき歩行
   5 .
筋萎縮性側索硬化症---------視力低下
( 介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 医学一般 問63 )
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この過去問の解説 (4件)

38
正解は 4 です。

1:激しい頭痛は、くも膜下出血の際に見られる症状です。脳こうそくの場合、10分程度体がマヒしたように力が入らなくなったり、ろれつが回らなくなったりした後、何でもなかったかのように治まる、一過性脳虚血発作という症状が初めに出る事が多いです。

2:呼吸筋麻痺は筋萎縮性側索硬化症で見られる症状です。アルツハイマー型認知症は、主に記憶力の低下や見当識障害が見られます。

3:舞踏様運動は、脳性麻痺やハンチントン舞踏病で見られます。くも膜下出血は激しい頭痛から始まる事が特徴です。

5:筋萎縮性側索硬化症が原因で視力低下が起こる事はありません。一般的に発症後3~5年で約半数の人が呼吸筋麻痺により死亡するとされています。

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13
正解は4です。
脊髄小脳変性症は、運動失調を主な症状とする神経疾患です。ふらつき歩行、手の震え、呂律が回らないなどの症状がみられます。

各選択肢については以下のとおりです。
1→脳梗塞の症状としては、半身不随、半身麻痺、しびれ、感覚の低下、手足の運動障害、意識障害、言語障害、昏睡などがみられます。脳内出血があれば、激しい頭痛がします。

2→アルツハイマー型認知症は大脳皮質の萎縮により全身の機能が衰えていきます。二次性の呼吸器合併症を起こすことがありますが、これは呼吸筋の麻痺ではなく、全身機能が衰えたところで肺炎を合併することで起こるといわれています。

3→くも膜下出血は突然の激しい頭痛に襲われます。舞踏様運動は、不規則な目的のない、非対称性の運動で、あたかも踊っているような奇妙な不随意運動です。ハンチントン舞踏病という神経系の病気でみられる症状です。

5→筋委縮性側索硬化症とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだん痩せて力がなくなっていく病気です。

4
正解は4です。

1.脳梗塞は、脳の血管が詰まることで起こります。脳に酸素や栄養を運ぶ血管が詰まるのですから、血液が行き渡らなくなった部分の脳組織は壊死し、その部分が司っていた体の各所に影響が出ます。脳梗塞発症後の手足のマヒや言語障害がこれにあたり、最悪の場合命を失います。
脳梗塞の発症は突然の手足のしびれやふらつき、突然ろれつが回らなくなる、といった形で起こり、痛みを伴うことはあまりありません。激しい頭痛を伴うのは、クモ膜下出血です。

2.アルツハイマー型認知症は、脳組織が加齢などにより委縮することで起こります。記憶障害や見当識障害が主な症状となります。
呼吸筋麻痺が見られるのは、筋委縮性側索硬化症です。

3.クモ膜下出血は、脳を覆う3つの膜のうちクモ膜と呼ばれる膜の内側で出血が起こることによって発症します。頭を殴られたような激しい痛みを伴い、死亡率の高い病気です。
舞踏様歩行が見られるのは、小舞踏病やハンチントン舞踏病です。

4.脊髄小脳変性症は、小脳が(場合によっては脊髄にまで至る範囲が)病変することにより起こります。麻痺はなく、ふらつき歩行、手足がうまく使えない、言葉をうまく発せられない、といった症状が生じます。

5.筋委縮性側索硬化症は、脳からの運動の命令を伝える神経が機能しなくなる病気です。命令を受けられず動かない筋肉は痩せていくことになり、全身の運動能力の喪失やさらには呼吸筋の麻痺に至ります。筋肉が衰えていく中、感覚器官や内臓機能に症状が及ぶことはありません。

2
正解は4です。
脊髄小脳変性症は脊椎の病気ですので、歩行障害が起こります。

1.脳梗塞の特徴的な症状は、ろれつが回らないことが多いです。頭痛はくも膜下出血の症状です。
2.アルツハイマーは脳の萎縮で起こるもので呼吸筋麻痺は筋萎縮性側索硬化症に見られる症状です。
3.クモ膜下出血は、頭痛が起こります。舞踏様歩行はハンチントンン舞踏病や小舞踏病でみられます。
5.筋萎縮性側索硬化症は呼吸筋の麻痺がおこります。

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