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介護福祉士の過去問 第21回(平成20年度) 介護技術 問94

問題

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一人暮らしの高齢者の支援に関する次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Kさん(85歳、男性、要支援2)は5年前に妻を亡くし、自宅で一人暮らしをしている。以前は近くに住む友人とカラオケや将棋を楽しむなど活動的な日々を送っていたが、近ごろは足下がおぼつかなくなってきたため、自宅にいることが多くなった。商店街はバスを使わなければならない距離にある。会社員の長女は、他県に住んでいるが、週に1回は訪問して買い物や掃除など身の回りの世話をしている。Kさんは「できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい」と言っている。しかし、トイレに間に合わないことがあったり、大好きだった入浴も転倒を恐れ控えるようになってきており、生活に不安を抱くようになっている。週1回の介護予防通所リハビリテーション(以下「デイケア」という)と週1回の介護予防訪問介護を利用している。

【問題】
Kさんの社会生活の維持及び拡大の支援に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 下肢の筋力トレーニングを勧める。
B 一人で買い物に行くように勧める。
C 友人との交流の機会を増やすよう勧める。
D 長女の訪問回数を増やすよう勧める。
   1 .
A○ B○ C× D×
   2 .
A○ B× C○ D×
   3 .
A○ B× C× D×
   4 .
A× B○ C○ D○
   5 .
A× B○ C× D○
( 介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 介護技術 問94 )
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この過去問の解説 (3件)

22
A:◯ 社会生活の障害になっていることは「足元がおぼつかなくなってきた」ことです。ですから、下肢筋力を鍛えることは適切なことです。
B:☓ 商店街はバスを使わないと行けない距離です。生活や歩行に不安を抱えているご本人お一人で行くことは安全面から適切ではありません。
C:◯ ご近所に友人がおられますから、友人を家に招いたりして、交友を継続また増やすように勧めることは適切です。社会生活を持続する意欲にもつながります。
D:☓ 会社員で他県に住んでおられる長女にとって週1の訪問だけで精一杯でしょう。

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4
正解は2です。
B(×)→商店街は近場にはなく、買い物に行くことへの不安を長女の訪問の際に解消しているため、あえて不安を増やすような対応になるため不適切です。
D(×)→長女の訪問回数は現在のままで満足できており、訪問回数を増やすことでの社会生活の維持及び拡大へ繋がるとはKさん自身と長女にとっても考えることができないため不適切です。

2
正しいものは2です。

誤っている選択肢についてですが、Bについては、Kさん自身が「足下がおぼつかない」「転倒を恐れている」という所から一人にすべきではありません。しかもバスを使わなければならない遠い距離なので、一人での買い物は危険です。Dについてですが、長女は他県に住んでいることから無理なものだと考えられます。

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