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介護福祉士の過去問 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問55

問題

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Mさん(77歳、女性)は一人暮らしである。半年前に転倒し、1か月間入院した。退院後は自宅にこもるようになり、週1回の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用するようになった。ある朝、訪問介護事業所に、別居の長男から「母が悪質商法の被害に遭っているようです」と連絡があった。訪問販売で3か月間に高価な和服を次々に買っていて、Mさん名義の預金が100万円近く減っているという。長男は、「ほかにも買っているかもしれませんから、母の部屋を探してください。買った和服は着る機会もないのでクーリング・オフをさせます」と言い、すぐにでも手続きをとりたい様子である。

この日、訪問する訪問介護員(ホームヘルパー)の最初の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
ほかにも被害がないかどうか、Mさんの部屋の中を探す。
   2 .
クーリング・オフが可能かどうか契約書の日付を確認する。
   3 .
Mさんに和服を買うようになった経緯を確認する。
   4 .
Mさんに和服を買うことが浪費であることを説明する。
   5 .
販売業者にクーリング・オフの連絡を入れる。
( 介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問55 )
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この過去問の解説 (3件)

66
正解は 3 です。

この問題はポイントをしっかりおさえておくことで解きやすくなります。

・Mさんは1人暮らしである。
・約5ヶ月前に退院してきて以来自宅にこもっている。
・訪問販売での購入はここ3ヶ月。
・認知症などで判断力が鈍っていると受け取られる記載はない。

これらを総合して考えると、いくつかの可能性が考えられます。

・Mさんが騙されて購入した。
・Mさんは本当に和服が欲しくて購入した。
・Mさんは人寂しく、訪問販売で頻繁に来てくれたことが嬉しくて購入した。

などです。
よってここで訪問介護員が取るべき対応は、まずMさんに和服を買うようになった経緯を確認することです。

もし寂しさを感じてのことでしたら、訪問介護に入る日を増やしたり、デイサービスに通うなど、人との交流の場を増やす必要があるかもしれません。
その場合、Mさんの今回の行動とその経緯を、サービス提供責任者から介護支援専門員に連絡してもらい、サービス内容の見直しをすることがもっともMさんのためとなるでしょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
32
正解は3です。

各選択肢については以下のとおりです。
1→Mさんから探してほしいといわれていないので、説明なしに部屋の中を探す行為は、Mさんとの信頼関係を損ねる行動です。不適切です。

2、5→ご長男が手続きを取ろうとしていることなので、介護員の立場として行き過ぎた行為です。

4→どうしてMさんが和服を買うようになったのか、Mさんの気持ちに寄り添うような行動があってから、説明するのならわかりますが、いきなり訪問時に諭すことは不適切です。

26
正解は”3”です。

3:訪問介護員がまず第一にすべき事は、Mさんに「何故和服を購入するようになったのか」と経緯の確認をすることでしょう。
本人の意向を明らかにした後に、対処方法を考えます。悪徳商法の被害にあったかどうかは本人に聞かなければわからず、もしかしたら購入をしたい意図かあったのかもしれません。

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