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介護福祉士の過去問「第41916問」を出題

問題

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Aさん(95歳、女性、要介護3)は、介護老人福祉施設に入所して6か月になる。入所間もない頃は、「買物に行きたい」「友達に会いに行きたい」と、いろいろ介護福祉職に要望したが、それらの要望には応えてもらえなかった。現在Aさんは、認知機能障害はなく、身体的にも大きな変化や異常は認められない。しかし、ほとんどの時間をベッドで過ごしていて、「どこか行きたいところはないですか」と介護福祉職が聞いても、「ない」と答えるだけである。

Aさんの現在の状態を説明するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
学習性無力感
   2 .
反動形成
   3 .
統合失調症(schizophrenia)の陰性症状
   4 .
せん妄(delirium)
   5 .
パーソナリティの変化
( 介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 発達と老化の理解 )

この過去問の解説 (3件)

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Aさんは入所当時から現在まで身体的な変化はないということですが、この施設ではAさんの要望は何一つかなえてくれなかったという現実があります。

このため、Aさんは、「何を言ってもダメなんだ 」という、マイナスの学習をしてしまったことがうかがえます。

このことから正解は、1の学習性無力感になります。
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最も適切なものは1です。
学習性無力感とは努力したけど思うような結果が得られず「どうせ何をやってもだめ」というような状態になることを指します。Aさんの場合、「認知機能障害はなく、身体的にも大きな変化や異常は認められない。しかし、ほとんどの時間をベッドで過ごしている」ことから、最初いろいろ要望を出したけれど応えてもらえなかったことで、誰に何を訴えてもだめだと考えているのではないかと推察できます。

他の選択肢については以下のとおりです。
「認知機能障害はなく、身体的にも大きな変化や異常は認められない」とあるので、3、4、5については不適切です。
2の反動形成ですが、こちらは、例えば、小学生の男の子が好きな女の子にいたずらをするように無意識に抑えられている強い感情が、本来取るべき行動と正反対の行動をとるような場合を指します。
よって2、3、4、5は不適切です。
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6か月間も要望に応じてもらえなかったため、「何をやっても無駄」と思うようになり、問題を解決する努力をしなくなりました。今のAさんの状態は学習性無力感と言えるため、1が正解です。
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