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介護福祉士の過去問 第32回(令和元年度) 介護過程 問64

問題

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次の事例を読んで、以下の問いに答えなさい。
〔事例〕
Cさん(75歳、男性、要介護1)は、脳梗塞( cerebral infarction )を発症した。2か月前から在宅復帰を目的として介護老人保健施設に入所している。次女は遠方から時々面会に来ているが、長女とは音信不通の状態が続いている。
Cさんは現在、右片麻痺で歩行には杖(つえ)を使用している。担当の理学療法士から、「レクリエーションには積極的に参加するなど意欲はあるが、歩行状態が思うように改善しないと悩んでいた」との報告があった。
その後、歩行訓練やレクリエーションに参加しなくなり、居室のベッドで寝て過ごすことが多くなった。また、時々尿失禁をするようになった。
Cさんは、「自宅に帰りたいのに、このまま車いすになったらどうしよう」と担当の介護福祉職に打ち明けた。

Cさんの介護過程の展開に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
長女から入所前の情報を収集する。
   2 .
現状を再アセスメントし、生活課題を抽出する。
   3 .
自宅に戻った後の介護計画を立案する。
   4 .
尿失禁に対応する介護計画の実施を優先する。
   5 .
介護計画の最終的な評価は理学療法士が担当する。
( 介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 介護過程 問64 )
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この過去問の解説 (3件)

27
最も適切なものは2です。
居室のベッドで寝て過ごすことが多くなったこと、尿失禁をするようになったことがあり、受け入れ当初の状況とは変わっています。現状を再アセスメントすべきです。

他の選択肢は以下のとおりです。

1.誤りです。
長女とは音信不通の状態が続いていることから情報収集は難しいです。

3.誤りです。
現状が受け入れ時と変わっているので、まずはそこに着目すべきです。

4.誤りです。
事例から、何らかの精神的状況が影響して尿失禁を起こしているものと思われます。そのため尿失禁の原因となっているのは何かを考えるべきです。

5.誤りです。
リハビリの計画ではなく、介護計画なので、最終的な評価は介護福祉職が行います。

付箋メモを残すことが出来ます。
15
1.×
音信不通の状態が続いている長女から情報を収集することは難しいと考えられます。

2.○
入所間もない頃と比べ状況が大きく変わっています。
現状を再アセスメントし、ニーズや課題を抽出して支援に繋げる必要があります。

3.×
現状では在宅復帰に向けた支援を行う段階ではありません。

4.×
尿失禁は、Cさんの身体状況・精神状態が大きく変わってきている中のほんの一部です。
尿失禁のみに注目するのではなく、Cさんの目標(家に帰りたい)を達成するための介護計画を作成する必要があります。

5.×
介護計画の評価は、Cさんに関わっている多職種で総合的に行います。
理学療法士のみが行うものではありません。

12
1.音信不通である長女から入所前の情報を収集することは、現実的ではありません。よって、間違いです。

2. Cさんの状態が変わってきているため、再アセスメントを通じて、新たな課題、課題を支援するための介護計画を作成する必要があります。よって、2正解になります。

3.Cさんへの支援としてば、自宅に戻るために必要な能力・状況を作り出すことの介護計画を立案する必要があります。よって、3は間違いです。

4.家のベッドで過ごすことで状態が悪化してしまう可能性のある現状に対する介護計画を優先させることが求められます。よって、4は間違いです。

5.介護計画の最終的な評価は介護計画に関わっている介護福祉職や医療職等の多職種で担当することが求められるので間違いです。

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