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介護福祉士の過去問 第32回(令和元年度) 認知症の理解 問82

問題

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抗認知症薬に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
若年性アルツハイマー型認知症( dementia of the Alzheimer’s type with early onset )には効果がない。
   2 .
高度のアルツハイマー型認知症( dementia of the Alzheimer’s type )には効果がない。
   3 .
レビー小体型認知症( dementia with Lewy bodies )には効果がない。
   4 .
症状の進行を完全に止めることはできない。
   5 .
複数の抗認知症薬の併用は認められていない。
( 介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 認知症の理解 問82 )
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この過去問の解説 (3件)

41
現在、日本では4種類の抗認知症薬が承認されています。
うち3種類はアルツハイマー型、残り1種類はアルツハイマー型とレビー小体型の両方に保険適応となっています。

1.×
アルツハイマー型は抗認知症薬の適応です。

2.×
薬の種類や量を調整することで、軽度~中等度~高度と適応できるようになっています。

3.×
レビー小体型の保険適応となる薬は1種類承認されています。

4.○
現在の薬では、認知症の進行を完全に止めることはできません。
進行を緩やかにする効果は期待されています。

5.×
同じ抗認知症薬でも、種類により薬の働き方が異なるため、症状に合わせて併用するケースもあります。

付箋メモを残すことが出来ます。
13
1.抗認知症薬は、若年性アルツハイマー型認知症への効果が2016年に確認されています。よって、間違いです。

2.高度のアルツハイマー型認知症には症状に応じて抗認知症薬が使用されているので間違いです。

3.抗認知症薬である、アリセプトはレビー小体型認知症にも用いられているので、間違いです。

4.抗認知症薬は認知症の進行速度を緩やかにすることはできます。症状の進行を完全に止めることは出来ません。よって4が正解です。

5.認知症の症状や状態に合わせて、複数の抗認知症薬が併用されることがあります。よって、5は間違いです。

12
正しいものは4です。
抗認知症薬は進行を遅らせたり、対症療法として用いられるものであり、完全に食いとめることはできません。
他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。
記憶障害の進行を遅らせたり、対症療法として用いられます。現在投与が認められている抗認知症薬のほとんどがアルツハイマー型認知症が適応症になっています。

2.誤りです。
メマンチンやドネペジルは重度まで適応対象になっています。

3.誤りです。
レビー小体型認知症の場合、薬物に対する過敏症状が見られることがあり、服用量に注意する必要はありますが、対症療法としての効果があります。

5.誤りです。
メマンチン、ドネペジルの併用例があります。

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