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介護福祉士の過去問 第32回(令和元年度) 医療的ケア 問111

問題

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Kさん(76歳)は、日頃から痰がからむことがあり、介護福祉士が喀痰(かくたん)吸引を行っている。鼻腔(びくう)内吸引を実施したところ、吸引物に血液が少量混じっていた。Kさんは、「痰は取り切れたようだ」と言っており、呼吸は落ち着いている。
このときの介護福祉士の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
出血していそうなところに吸引チューブをとどめる。
   2 .
吸引圧を弱くして再度吸引をする。
   3 .
血液の混じりがなくなるまで繰り返し吸引をする。
   4 .
鼻腔と口腔(こうくう)の中を観察する。
   5 .
鼻腔内を消毒する。
( 介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 医療的ケア 問111 )
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この過去問の解説 (3件)

31
鼻腔粘膜はデリケートで出血しやすいです。
鼻腔にカテーテルが入ることにより、痛みや不快感を感じることもあるため必要以上に吸引を行なうことは望ましくありません。
Kさんは「痰は取りきれたようだ」と言っており、呼吸状態も良いのでこれ以上の吸引は必要ないと考えられます。
吸引物に血液を発見したら、まずは出血の部位や量を観察します。

1.×
2.×
3.×
4.○
5.×

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16
1.出血していそうなところに吸引チューブをとどめてしまうと、傷がある箇所に吸引チューブをとどめてしまうことになるので感染症のリスクが出てきます。対応としては適していませんので、間違いです。

2. Kさんは、「痰は取り切れたようだ」と言っているので、吸引圧を弱くして再度吸引をする必要はありません。今の状態で再度吸引をすると傷がある箇所に吸引チューブをとどめてしまうことになるので感染症のリスクが出てきます。よって、2は適した対応ではありません。

3.血液の混じりがなくなるまで繰り返し吸引をするということは、傷がある箇所に吸引チューブをとどめてしまうことになるので感染症のリスクが出てきます。また、出血量が増えてしまうので、対応としては適していません。よって、3は間違いです。

4.鼻腔と口腔の中を観察して医療職と連携した支援が必要です。4は正解になります。

5.鼻腔内を消毒するのは現状では望ましくありません。医療職と連携した支援のなかで医療職に判断をしてもらいましょう。よって、5は間違いです。

8
最も適切なものは4です。

介護福祉士が実施できる喀痰吸引の範囲は咽頭の手前までになっています。
また、喀痰吸引の確認は医師や看護師が行うことになっているので、
観察をして、状況を医師や看護師に報告するのが適切です。
また、Kさんは「痰は取り切れたようだ」と話しており、選択肢2,3のように
何度もする必要はありません。
よって1,2,3,5は誤りです。

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