介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
人間関係とコミュニケーション 問3
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問題
介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 人間関係とコミュニケーション 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
介護職と利用者のコミュニケーションを促す場面づくりに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 利用者との関係性をつくる座り方として、直角法より対面法の方が有効である。
- 対面法で座る場合、視線を向けることのできる花瓶などを机の上に置くとよい。
- 利用者に近づけば近づくほど、親密な雰囲気になって利用者は話しやすくなる。
- 利用者が座っているときも、介護職は立ったままで話しかけてよい。
- 介護職が腕や足を組んだ姿勢をとると、利用者はより話しやすくなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
一般的には顔と顔を突き合わせる対面法は両者に緊張を強いる事になるといわれています。
なので、ややずれて座る直角法の方が良好なコミュニケーションを取りやすいです。
対面で座る場合は、相手から視線を外せる花瓶などが机上にあると緊張を和らげられるので適切な方法と言えます。
また人にはパーソナルスペースがあるので、いきなり近くによって話されても緊張します。
各個人のちょうどよい距離で話すのがいいですよね。
そして視線も上からだと命令されているような威圧感を相手に与えるので、同じ目線がいいとされています。
同じ事が腕や足を組む事にも言えます。
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02
1.「直角法」は視線を交じ合わせなくてすむので、話しやすい位置関係。
2.「対面法」はきちんということを言うべきことが必要な場合に用いられる面談法。ただ、対決する形になり緊張を強いられるので斜めの対面であったり、視線を向けることのできる花瓶などを机の上に置くと緊張を緩和する効果があります。
3.利用者の近づきすぎると相手に圧迫感を与えます。
4.利用者と目線を合わせて会話することが望ましい。
5.腕や足を組む行為は利用者に威圧感を与えます。
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03
1.× 直角法の方がお互いにリラックスできるため、一番居心地が良いといえます。
2.○
3.× 近ければ近いほど緊張感・圧迫感が増し話しにくくなります。
4.× コミュニケーションの基本は目の高さを合わすことです。
5.× 介護職員だけでなく、腕や足を組んだ格好・姿勢は相手に威圧感を与え話にくくなります。
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