介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
人間関係とコミュニケーション 問4

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 人間関係とコミュニケーション 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

Bさんの父親は認知症があり、同じ話を繰り返す。Bさんが、「同じ話を毎日聞いて疲れる。疲れるのは父親のせいだ。つらいです」と介護職に話した。 このときの介護職の、感情の反射を用いた返答として、適切なものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
感情の反射とは、相手の感情を,評価や批判を加えることなく,そのまま相手に返す事です。
相手はありのままの自分が理解されたと実感できますし、自分自身の言葉と向き合って自己洞察を深めることができます。「つらい気持ちなのですね」という言葉は、感情の反射を用いた返答として適切ですね。

そのため、推測、質問、要約となる他の答えは感情の反復としては間違いとなります。

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02

感情の反射は、話し相手は表した感情を反復することでどう感じていたかを相手に気付かせることです。感情の反射をおこなうことで話し相手は自分の持っていた感情に気づくことができ、自己探求のためのよい手がかりを得ることができます。

1.開かれたコミュニケーション技法。
2.相手の気持ちに共感し、感情の反復技法が用いられています

3.聞き手の思いが含まれているいます。
4.Bさんの会話を言い換えています。
5.Bさんの会話を要約しています。

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03

正解は2です。

感情の反射とは相手の気持ちを受け止め、そのまま返すことです。相手の言葉を返す「繰り返し」とは違い「想い」を受け止め、言葉で返すので相手の言葉だけではなく動作や表情などからも想いをくみ取り対応してくことが大切です。

ここではBさんの「同じ話を毎日聞いて疲れる。父親のせいだ。つらい。」という言葉からBさんの「つらい」という気持ちをことばで返している2が正解となります。

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