介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
社会の理解 問7
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問題
介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 社会の理解 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
日本の社会保障に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 生活保護制度や福祉サービスは、社会保障に含まれない。
- 所得再分配の機能はない。
- 2009年度(平成21年度)の社会保障財源に占める公費負担は、50%を超えている。
- 社会保障の発展は、経済の安定や成長を損なう。
- 介護、子育てなどの家庭機能を支援する役割がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
1→生活保護制度や福祉サービスは、社会保障に含まれています。
2→所得再分配の機能があります。
3→公費負担は、50%を超えるではなく、32.2%となっています。
4→社会保障の安定は経済の安定や成長につながります。
社会保障給付費に占める割合では、高齢者関係給付が約7割を占め、逆に児童家庭分野などの割合が相対的に低くなっています。
3のような数値のひっかけは良く出題されます。
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02
社会保障の目的は、国民の生活の安定が損なわれた場合、国民に健やかで安心できる生活を保障する制度のことである。
社会保障の機能としては主として①生活安定・機能向上②所得再分配機能③経済安定機能の3つが挙げられる。
2009年度の社会保障 公費負担の割合は32.2%。他社会保険料などに分類される。前年比より20%増加している。
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03
社会保障とは日々の生活の中で自分の努力だけでは解決できない問題を公助によって補完し最低限の生活を保障する制度です。主な機能として
1.生活安定・向上機能
人生のリスク(疾病・負傷・介護・子育て)に対応し生活の安定を図り、安心を現実するもの
2.所得再分配機能
所得を個人や世帯の間で移転させることにより、社会全体で市低所得者の生活を支えるものです。例として生活保護制度があります。
3. 経済安定機能
景気変動を緩和し、社会の安定を図るとともに経済の安定や成長促進に貢献します。
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