介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
介護の基本 問22

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 介護の基本 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

リハビリテーションに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • リハビリテーションの最終的な目的は、あらゆる人のADL(日常生活動作)の自立である。
  • 作業療法の1つに失語症のある人に対する言葉の訓練がある。
  • 理学療法士は、業として義肢を製作する。
  • 職業的リハビリテーションは、リハビリテーションを構成する1つの領域である。
  • 回復期リハビリテーションは、社会的リハビリテーションの一環として行われる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。
1→1982年国連・障害者世界行動計画でのリハビリテーションの定義は
「身体的、精神的、かつまた社会的に最も適した機能水準の達成を可能にすることによって、各個人が自らの人生を変革していくための手段を提供していくことをめざし、かつ時間を限定したプロセスである」とあります。
自ら人生を変革とあるように満足して生活することが最終的な目標です。

2→作業療法は、応用的動作能力、社会的適応能力回復のための手芸・工作などの作業を行うものです。言葉の訓練は言語聴覚士が行います。

3→義肢を製作するのは義肢装具士です。

5→回復期リハビリテーションは、医学的リハビリテーションの一環として行われます。

参考になった数134

02

正解は4です。
職業的リハビリテーションは、リハビリテーションを構成する1つの領域です。他に医学的リハビリテーション、心理・社会的リハビリテーション、教育的リハビリテーションがあります。

1→リハビリテーションの直接的な目的はあらゆる人のADL(日常生活動作)の改善をはかる事ですが、最終的な目標は、ADL向上によりQOL(生活の質)を高め、その人らしく、満足して生活することにあります。
2→作業療法ではなく、言語聴覚士が行う言語訓練です。
3→業として義肢を製作するのは、理学療法士でなく義肢装具士です。
5→回復期リハビリテーションは、社会的リハビリテーションの一環ではなく、医学的リハビリテーションの一環として行われます。

参考になった数106

03

正解は4です。
1.× リハビリテーションの最終目的は「QOL」を高めることです。
2.× 作業療法ではなく、言語聴覚士による援護療法の1つに失語症の方への言葉の訓練があります。
3.× 義肢を制作するのは、義肢装具士です。
4. ○
5. × 回復期リハビリテーションは、医学的リハビリテーションとして行われます。流れとしては、急性期→回復期→維持期となります。

参考になった数66