介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
介護の基本 問32
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問題
介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 介護の基本 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
感染とその対策に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 病院や施設に入所したことで新たに発症するのは、日和見感染である。
- 手洗いは、消毒液に手を浸して行う。
- 肺結核は、主に経皮感染する。
- 雑巾やモップは、使わないときも湿らせておく。
- ノロウイルスは、感染性胃腸炎を起こす。
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この過去問の解説 (3件)
01
各選択肢については、以下のとおりです。
1→1の文は日和見感染ではなく院内感染。日和見感染とは、健康な人であれば害を及ぼさない微生物や平素無害菌が免疫が低下しているときに感染症を引き起こすことです。
2→手洗いは、流水と石鹸を使い、親指、指の間、手首、爪など洗い残しの多い部分も忘れず、しっかりと時間をかけて行います。状況に応じて、手洗い後に速乾性のアルコール消毒を行います。
3→結核は主に、空気感染(飛沫核感染)です。
4→雑巾やモップは使わないときはしっかりと乾燥させておくことが必要です。
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02
ノロウイルスは感染性胃腸炎をおこします。経口感染するので患者が使用したもの・嘔吐物には消毒が必要ですが、消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効で、エタノールではききません。
1→日和見感染ではなく、院内感染です。
日和見感染は健常人では保菌・定着しか起こさない非病原性あるいは弱毒性の病原体が、宿主の免疫低下に応じて感染を生じるものです。
2→手洗いは、流水と石鹸を使い、適宜アルコールなどを利用する。
3→経皮感染ではなく、空気感染・飛沫核感染です。
4→雑巾やモップは、使わないときは十分に乾燥させておく必要があります。濡れている状態だとカビや菌が繁殖しやすくなります。
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03
1.× 日和見感染とは健康な動物では感染症を起こさないような病原体が原因で発症する感染症のことです。
2.× 手洗いは流水と石けんを使用し、指先・手の甲・親指・指の間・洗い残しやすい部分も忘れずにしっかりと時間をかけて洗います。洗い終わったら流水でしっかりとすすぎ清潔なタオルで拭きます。
3.× 肺結核は主に患者の咳などによる空気感染です。
4.× 使用後はしっかりと乾燥させます。
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