介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
発達と老化の理解 問75

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 発達と老化の理解 問75 (訂正依頼・報告はこちら)

老化に伴う循環器系の変化として、正しいものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。
老化に伴い心機能が低下し不整脈が増えます。

1→脈拍数は増加ではなく減少します。
2→動脈は軟化では柔らかくなってしまいますね。老化とともに固く、動脈硬化気味になっていきます。
動脈硬化とともに高血圧になりやすくなります。
3→老化とともに、心臓は肥大します。
動脈硬化になり、全身に血液を送りにくくなると、より心臓は筋肉をつけて全身に血液を送ろうとします。
5→老化とともに高血圧気味になり、収縮期血圧も上がります。

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02

正解は4です。

高齢者は、老化に伴い、全身の動脈硬化が進みます。動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなることです。(イメージとしては、ホースが劣化すると硬くなるのと同じです。)

この動脈硬化によって、血液は全身に送られにくくなり、血圧が上昇します。(高血圧症)

また、老化により心臓の洞結節部にあるペースメーカー細胞の数が減ると、規則正しいリズムで心臓を
収縮させることができなくなります。その結果、不整脈になります。

各選択肢については以下のとおりです。
1→脈拍数は減少します。
2→動脈硬化が起こる。
3→心臓は肥大する。
5→収縮期血圧が上がる。





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03

正解は4です。
加齢に伴い、不整脈の中でも心房細動の発症率有病率が増加します。

老化に伴う循環器系の変化の根本は、血管が硬くなること(動脈硬化)です。
動脈硬化により血圧が上昇します。
また、血管が硬くなることにより、血液を送り出す際の抵抗が増えることから心臓にも負担がかかり、心臓の筋肉が厚くなります。

以上より、2,3,5が誤りであることは明らかです。

1⇒加齢とともに脈を作り出す洞結節(右心房にあります)の機能も少しずつ低下します。それに伴い脈が遅くなります。

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