介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
認知症の理解 問85

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。
認知症の場合、脳の細胞が壊れることによって記憶障害や理解・判断力の低下が現れます。表示や目印をつけることは判断の手助けになるため有効です。

各選択肢については以下のとおりです。
1→使いなれたものを変えることは、不安を与え、かえって認知症を悪化させてしまいます。
2→1同様、不安感を与えてしまいます。
4→認知症の場合、見当識障害といって時間や場所がわからなくなってしまう症状が現れます。初期段階の方であれば、明るさで日中か夜かの判断はできています。部屋を必要以上に明るくするとできていたことさえ、できなくなってしまう可能性があります。また、目の機能の老化から「まぶしさ」に対する対応もうまくできないため、不適切です。
5→落ち着いて食事をとることは、結局は栄養摂取につながります。いくら健康を気遣った食事であっても、落ち着いて食べることができなければ意味がありません。

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02

正解は3です。
認知症の人にとって、部屋やトイレに目印があるとわかりやすく過ごしやすいと言えます。

高齢者の認知症の人への対応と考えると優しい問題といえると思います。
認知症の人に良くないのは急激な環境の変化です。
なので、1・2は消去法で消せますね。
4→高齢になると目の機能も落ちてきます。あまり明るいと、普通の人よりまぶしく感じます。でもあまり暗くても見えにくく転倒などの危険があるので、適度な照明の明るさが必要です。できるだけ明るく、というのは間違いですね。
5→食事もQOL(生活の質)の向上に大切な事です。
また、食事の雰囲気が良いと食欲も向上します。

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03

正解は3です。

認知症の中核症状に記憶障害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能の低下があります。

記憶障害により、新しい場所や物、道順を覚えたりするのは苦手です。
見当識障害により、自分の今いる場所や名前、時間などが分かりにくくなります。
理解・判断力の低下により、環境の変化に対応できなくなります。

部屋に目印をつけることは、目印だけを覚えればよいので比較的優しい課題であるといえます。

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