介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
障害の理解 問87

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 障害の理解 問87 (訂正依頼・報告はこちら)

片麻痺のある人のICF(国際生活機能分類)における「活動制限」として、正しいものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。
「活動機能」として排泄などの身辺処理が挙げられています。「活動」制限としてはトイレにいけないことがあたります。
1の復職できない、と4の旅行にいけない、も活動制限な気がしてしまうかもしれませんが、ICFには「参加機能」という分類があり、仕事や旅行など社会的な活動は「参加」制限となります。

2と3は心身機能の制限となるので「機能障害」となります。

ICFの問題はややこしいので、参考書などの一覧図を頭に入れてしまったほうがいいです。

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02

正解は5です。
ICFは、人間と環境との相互作用の基本的な枠組みとして、ヒトの健康状態を系統的に分類するものです。生活機能の低下を3つの区分に分けています。心身機能・構造に問題の起きた「機能障害」、朝起きてから寝るまでの生活行為に問題の起きた「活動制限」、社会参加や他のかかわりの中の役割といったものに問題のおきた「参加制約」です。そのため5は活動制限になります。

各選択肢は以下のとおりです。
1→参加制約
2→機能障害
3→機能障害
4→参加制約

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03

正解は5です。

ICFとは、健康状態に関連する生活機能と障害を分類するものです。

「活動制限」とは、「個人が活動を行うときに生じる難しさのことである」と定義されています。
ここでいう「活動」とは、課題や行為の個人による遂行のことをいいますので、5つの選択肢のうち実際に自分で遂行しなくてはならない課題は「トイレに行く」こととなります。

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