介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
障害の理解 問93

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 障害の理解 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

広汎性発達障害に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
広汎性発達障害とは、社会性やコミュニケーションなどの領域にみられる発達障害の総称です。自閉症やアスペルガー症候群がこの中に含まれます。症状の特徴の一つとして、行動・興味・活動での限定的な反復があります。パターン化された強いこだわりです。そのため、自分のこだわり、パターンから外れた変化に対し不安をもちます。

各選択肢については以下のとおりです。
1→広汎性発達障害の場合、感覚過敏は起こりますが、幻覚、妄想は現れません。
3→広汎性発達障害の特徴として、場の空気が読めない、相手の意図を読むことができないというのがあります。
4→広汎性発達障害では、麻痺性構音障害は現れません。
5→限局的なこだわりや選択肢3の解説で述べたように場や周囲の気持ちに対する配慮ができないため、協調して作業することは難しいです。

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02

正解は2です。

広汎性発達障害は、自閉症やアスペルガー症候群など、主にコミュニケーションや対人関係・社会性に関係する脳の分野の発達に問題があるものです。

行動がパターン化することが特徴の一つです。
したがって、パターンからはずれること=初めての場所、もの、人などの変化に対応することが苦手です。

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03

正解は2です。
広汎性発達障害とは社会性やコミュニケーション能力などの分野の発達に障害がある発達障害の総称です。小児自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群、 小児期崩壊性障害などが含まれます。
症状のひとつに、決まった事、いつも通りの予定をこなす事に強くこだわる特徴があることから、正解は2の、変化に対する不安が強い、となります。

1・2・4・5の症状は広汎性発達障害の症状とは異なります。

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