介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
こころとからだのしくみ 問101

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) こころとからだのしくみ 問101 (訂正依頼・報告はこちら)

次の骨折のうち、高齢者の転倒による骨折として、最も少ないものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。骨盤骨折は、交通事故や墜落したときなど外からの大きな力が加わることで起こる骨折です。高齢者の骨折は、転んだときの衝撃や骨粗しょう症が原因でちょっとした力が加わっただけで起こるのが特徴です。選択肢1~4は、高齢者の四大骨折とよばれています。

各選択肢については以下のとおりです。
1→上腕骨近位端とは、肩の付け根の部分の腕側を指します。転んで肩を打ったり、肘や手をついたときにおこることが多いです。
2→橈骨遠位端とは、いわゆる手首の部分です。転んで手をついたときに起きることが多いです。
3→脊椎圧迫骨折は、転んだときにしりもちをついた状況で起こります。腰の骨が圧迫されて起こるものです。
4→大腿骨頸部とは、足の付け根の部分です。横方向への転倒やしりもちをつくような転倒で起こりやすいものです。

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02

正解は5です。
骨盤骨折とは、交通事故や、墜落外傷などの大きな外力が加わった時におこります。
高齢者の転倒としては起こりにくい骨折です。

高齢者の転倒で多い骨折は1~4で、これらの骨折を四大骨折と呼びます。特に高齢者は骨粗鬆症がすすんでいるため骨折が起きやすくなっています。

上腕骨近位端骨折とは、上腕の肩関節周辺を骨折する事です。転んで手をついたり、肩から落ちたりすることで起きる事が多いです。

橈骨遠位端骨折とは、手首にある2本の骨のうち、太い方の橈骨を骨折する事です。転倒により手首をついたときの衝撃で起こる事が多いです。

脊椎圧迫骨折とは、背骨の部位を骨折してしまう事です。転倒により脊椎が押し潰されるように変形してしまいおこります。尻もちなどで起きやすいです。

大腿骨頸部骨折とは、太ももの骨の股関節につながる部位を骨折する事をいいます。しりもちなど転倒の際の衝撃で起きやすいです。

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03

正解は5です。

高齢者は転ぶときに手や足をつくことが多く、手や足の骨がよく折れます。

また、骨粗しょう症などがあり、腰椎や胸椎などの脊椎がもろくなっていることが多く、脊椎がつぶれる形で折れることが多いです。

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