介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
こころとからだのしくみ 問103

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) こころとからだのしくみ 問103 (訂正依頼・報告はこちら)

次の疾患のうち、栄養管理が必須であるものを1つ選びなさい。
  • アルツハイマー型認知症
  • 関節リウマチ
  • 慢性胃炎
  • 慢性腎不全
  • うつ病

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。
慢性腎不全では腎機能の低下が起こりますので、
酸・電解質の排泄、むくみ、高血圧、肺気腫、尿毒症の症状が起きてきます。
食事による腎機能の保護を目的としてたんぱく質の制限や塩分制限・カリウム、リンの制限などの栄養管理が必要になります。
他の疾患でも栄養管理が必要なのでは?と思われるかもしれませんが、まず命に直接かかわるので栄養管理が必須、となるのは慢性腎不全となります。

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02

正解は4です。腎臓には、尿をつくり体内の不要なものを排泄する役割、血圧制御の働き、イオン・体液の調整などの働きがあります。慢性腎不全になるとこれらの働きができなくなるため、低たんぱく、減塩、カリウム・リンの摂取制限が必要になります。そのため、栄養管理が必要です。

各選択肢は以下のとおりです。
1・2・5→食事療法よりも薬物療法が優先です。
3→食事の配慮は必要ですが、栄養管理ではなく、消化の負担を考えたものです。

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03

正解は4です。

腎不全患者では、蛋白・塩分・カリウム・リンなどの制限が必要です。また、尿の出が悪い場合や人工透析の患者さんの場合には水分制限が必須です。

そのような制限をかけながらも体に必要なカロリーや栄養素を過不足なく摂取するためには、どうしても栄養管理が必要となります。

これは、その他の疾患に栄養管理が不要ということではありません。

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