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介護福祉士の過去問 第25回(平成24年度) 総合問題 問114

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Jさん(84歳、男性)は、20年前に脳梗塞を発症し、後遺症で軽度の左片麻痺となった。屋内では、T字杖を使用すれば歩行できるが、転倒するのが心配で、ほとんど外出しなかった。
1年ほど前から、夜よく眠れない、通院する曜日を間違える、薬を飲み忘れるなどの状態になり、血管性認知症と診断された。半年前から夜間の不穏状態や妻への暴力行為がたびたび出現するようになり、妻が介護しきれなくなって、Jさんは介護老人福祉施設に入所することになった。入所後も施設内はT字杖を使用して、歩行は可能であった。しかし、慣れない場所で、より不安が強くなっているようすであった。

【問題】
Jさんは入所後2か月を過ぎても周囲とのかかわりはほとんどないが、「若いころは空手の指導者もしていた」と明るい表情で介護職に自慢することがある。現在の生活を改善するための介護職の対応として最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
ポータブルトイレの利用を勧める。
   2 .
部屋替えを行う。
   3 .
ベッドの配置を変える。
   4 .
施設での集団プログラムへの参加を促す。
   5 .
特技を活かしたレクリエーションを企画する。
( 介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 総合問題 問114 )
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この過去問の解説 (3件)

47
正解は5です。この問題は簡単ですね。
設問で高齢者の趣味に関して出てきたら、それを生かす為に~の解答が適切です。

介護職としては徐々に日々での楽しみをひきだし、QOLを高めていく目的があるので、趣味等でいきがいを高め、その過程で他入居者とのふれあいや施設の環境へ慣れていける事が好ましいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
19
正解は5です。

入所したての頃は、環境に慣れるだけで精一杯だったJさんが、2か月経って少しずつ今の生活や介護士さんにも慣れて、自分を表出し始めたという局面です。

自分が自信を持っていること(この場合は空手)をきっかけとして、周囲と少しずつ触れ合う機会を設け、徐々に馴染んでいけるように支援するのが介護職として必要なことです。

16
正解は5です。

Jさんは慣れない生活で不安が強くなっている状態です。自分が得意な分野のレクリエーションは本人にとっても参加しやすく、周囲との関わりをもってもらうためのアプローチとして適切です。

1.居室にこもっていることが問題なため、ポータブルトイレの利用を勧めることは適切ではありません。

2.3.部屋替えやベッドの配置で原因が解決することはありません。むしろ環境が変わったことで、Jさんがさらに混乱する可能性があります。

4.不安に感じているJさんに対し、いきなり集団プログラムへの参加を促すことは適切とは言えません。

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