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介護福祉士の過去問 第24回(平成23年度) 人間の尊厳と自立 問1

問題

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左大腿骨頸部骨折で入院していた軽度の認知症のあるAさんが、介護老人保健施設に入所し2週間が経過した。入所時は、 環境の変化によるせん妄が見られ、日常生活の不活発による食欲低下から食事摂取量が少なかった。また転倒の恐れもあった。 現在はせん妄がなくなり趣味のカラオケをしたいとの要望が出るほどになってきたが、日常の金銭管理は出来ない状態である。
介護職の支援のあり方として、適切なものを一つ選びなさい。
   1 .
提供する食事の量が多いと判断して減らす
   2 .
安全性を考慮し、ベッドを柵で囲む。
   3 .
移動の際は全介助で行う。
   4 .
他の利用者と一緒にカラオケをする場を設ける。
   5 .
家族に対し預金通帳の名義を変更するよう助言する。
( 介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 人間の尊厳と自立 問1 )
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この過去問の解説 (3件)

89
正解は4です。
趣味のカラオケをしたい、と要望があったので
他利用者とのカラオケ大会は本人の希望もかない、
また他利用者との交流の機会ともなるので
支援として最適なものです。

1については、日常の不活発による食欲低下、と設問にあるので、今後生活になれ、活動量が上がってくれば戻ると思われます。また、食事量については介護職だけの判断だけでなく栄養士・看護士の意見も考慮しなくてはいけません。
2・3のような、転倒の恐れだけで全介助・ベッド柵という判断は誤りです。出来る限り本人の意思と可能な能力を見定めて、本人のできる事を大切にしないといけません。
5については、通帳などの個人資産については重要な事項なので介護職から助言を行うのは適しません。

付箋メモを残すことが出来ます。
33
正解は 4 です。

意欲を持って活動する事や、他の人との関わりは、認知症の方にとって大変良い刺激となります。

2や3のように、転倒の恐れのある利用者に対し、ベッド柵で周りを囲ってしまったり、移動を全て車いすで行ったりする事は、本人の自尊心やADLを低下させる大きな要因になりますので、本当にその支援が必要なのかを見極める必要があります。

31
正解は「4」です。
カラオケがしたいというニーズもあり、他利用者との関わりを持つ機会を設ける事が適切です。

不正解とその解説
「1」・・・介護職だけで判断するのではなく、他職種とのカンファレンスなどで決めていくことが適切です。

「2」・・・ベッド柵で囲むという行為は身体拘束となりますので、不適切です。

「3」・・・全介助で行うと自立支援の妨げになります。

「5」・・・金銭管理ができないとはいえ、介護職から伝える事、判断することは不適切です。

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