介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
社会の理解 問6
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 社会の理解 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
現代の日本の地域社会の変容に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
- 農村部における過疎化は緩和された
- 限界集落の出現は大都市部に限定されている
- ワーク・ライフ・バランスの促進のため、職住一体型の生活スタイルが大勢となっている
- 都市部における保育所の待機児童問題は解消された
- 住民の意見を踏まえて自治体の施策を決定するため、パブリックコメントが行われている
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この過去問の解説 (3件)
01
パブリックコメントは、意見公募手続や意見提出制度とも呼ばれています。
これは行政機関が省令や政令などを制定する際に事前に案を公表し、国民から広く意見を求めるという制度です。
このパブリックコメントの存在はまだまだ知る人は少なく、形式的なものだという意見も多くありますが、実際にパブリックコメントが反映され、内容が訂正されたケースも存在します。
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02
パブリックコメントは政治や自治体で盛んになってきています。
日常でニュースを見聞きしていれば解答できる問題ですね。
1の農村部の過疎化は深刻化していますし、過疎化とともに、数年後に地区の共同生活維持の消滅が心配される限界集落も農村部で増えています。
(限界集落は都市部の団地や過去のベッドタウンでも見られますが、地方農村での方が多いです。)
3のワーク・ライフ・バランスについてはよく聞きますが、住職一体型の生活スタイルについては、あまりききませんね。大勢となってはいません。
4の保育園待機児童もまだまだ多くの地区で問題となっています。
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03
パブリックコメントとは様々な政令や省令を定める際に、国民から意見や情報を求めることをいいます。
不正解とその解説
「1」・・・農村部における過疎化は緩和されていません。むしろ、過疎化は進んでいます。
「2」・・・限界集落の出現は大都市部だけでなく、地方でも進んでいます。
「3」・・・職住一体型の生活スタイルについては、それほど進んでいません。
「4」・・・都市部における保育所の待機児童問題は解消されておらず、社会問題となっています。
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