介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
介護の基本 問28
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 介護の基本 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者虐待に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 「高齢者虐待調査」によれば、虐待をした者は配偶者が最も多い
- 「高齢者虐待調査」によれば、虐待を受けた者は前期高齢者が多い
- 虐待には心理的虐待も含まれる
- 「高齢者虐待防止法」では、高齢者を60歳以上としている
- 「高齢者虐待防止法」の養護者は、養介護施設従事者である
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この過去問の解説 (3件)
01
1:「高齢者虐待調査」によれば、虐待をしたのは息子が最も多いとされています。
2:「高齢者虐待調査」によれば、虐待を受けたのは80歳代の後期高齢者が最も多いとされています。
4:「高齢者虐待防止法」では、高齢者を60歳以上ではなく、65歳以上としています。
5:「高齢者虐待防止法」の養護者は介護施設従事者以外の者である、家族などを指します。
ちなみに高齢者虐待防止法で定められている虐待の種類は「身体的虐待」「精神的(心理的)虐待」「財産的虐待」「性的虐待」「放置」の5種類です。
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02
心理的虐待とは、無視や怒鳴りつける・暴言・相手の尊厳を傷つけるような事をいいます。
高齢者虐待をした者の高齢者との関係は、息子が一番多いとされています。
介護者で最も多いのは配偶者か子供か、虐待の例で最も多いのは配偶者か子供か(あるいは子供の配偶者か)というような問題は頻出なので覚えてしまいましょう。
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03
高齢者虐待には、「身体的虐待」・「介護・世話の放棄、放任」・「経済的虐待」・「性的虐待」・「心理的虐待」があります。
また、高齢者とは65歳以上をいい、「前期高齢者は65歳から74歳まで」、「後期高齢者は75歳以上」を指します。
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