介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
生活支援技術 問42
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 生活支援技術 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
生活支援の基本視点として、適切なものを一つ選びなさい。
- 生活モデルより医学モデルを尊重する
- ICF(International Classification of Functioning,Disability and Health;国際生活機能分類)より ICIDH(International Classification of Impairments,Disabilities and Handicaps;国際障害分類)を尊重する
- 利用者のニーズより現状の介護サービスに適合させることを尊重する
- 個別ケアより集団ケアを尊重する
- 介護者の意向より利用者の意思を尊重する
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この過去問の解説 (3件)
01
1:医学モデルとは病気の治療を中心にした考え方であり、生活モデルとは家庭などの生活の場においてのその人との相互関係を中心にした考え方です。生活支援においては治療という概念より、生活の質の向上を目指す事を重視しているので、生活モデルを尊重していると言えます。
2:ICFはICIDHの改訂版なので、重視するのは当然改訂後であるICFであるべきです。
3:生活支援は介護サービスに適合させることを基本として提供していますが、一番重要なのは利用者のニーズに沿った支援内容かどうかです。
4:3と同様、利用者それぞれのニーズに沿った支援をする為には、個別ケアを尊重すべきです。
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02
1.× 病気を中心とし治療を目的にした「医療モデル」は病院など医学に携わる分野で多く見られます。反面、「生活モデル」は環境・生活から何が障害となり、解決していくにはどうすればいいかを重点としています。生活支援としては「生活モデル」
を尊重します。
2.× 1980年に世界保健機関より試案されたICIDH(国際障害分類)の改訂版として、2001年にICF(国際生活機能)が採択されたため、ICFを尊重します。
3.4 × 個人のケアを行うためには利用者1人1人のニーズにあった介護サービスを行うことが基本です。
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03
5は、支援が行われる上での基本中の基本とも言えます。「倫理綱領」でも、「利用者本位の立場から自己決定を最大限尊重し、自立に向けた介護サービスを提供していきます」と書かれている箇所があります。
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