介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
生活支援技術 問46

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問題

介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 生活支援技術 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

整容介助に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
  • 入れ歯は熱湯で消毒する
  • 目がしらから目じりに向かって拭く
  • 整髪しやすいように頭髪は短くする
  • 耳掃除は中耳まで行う
  • ひげは乾燥させてから剃る

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

1:入れ歯は樹脂で出来ている為、熱湯消毒をすると変形してしまう可能性があります。入れ歯のケアは、ブラッシングや入れ歯洗浄剤を使って行うのが良いです。ただし研磨剤の入った歯磨き粉を使うと、樹脂を傷つけてしまう為、水飲みで行います。

3:一見正しいように見えるかもしれませんが、髪型は医学的に必要とされている場合を除き、整容しやすいようにではなく、利用者本人の意思を尊重すべきです。

4:耳は自然にゴミや耳垢を外に出す働きがあるので、耳掃除は外耳のみに留めます。

5:ひげは皮膚保護の為、暖かい蒸しタオルなどで蒸らして毛穴を広げ、シェービングクリームなどで滑りをよくして剃ります。

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02

正解は2です。
目を拭くときには、水気を含ませたガーゼなどを使い目頭から目尻に向かって拭いていきます。また、目やにが固くなっているときは、水を含ませたガーゼをしばらくあてておくことで、柔らかくなり取りやすくなります。

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03

正解は 2 です。

1.× 入れ歯は熱湯をかけると変形してしまいます。60℃以上のお湯はかけてはいけません。毎食後外し歯ブラシで洗浄して洗浄剤に毎日つけ細菌をため込まないように清潔にします。洗浄の際、研磨剤の入った歯磨き粉は傷をつけてしまうため、使用しません。

2.○

3.× 整髪のしやすさを目的として、髪を短くするのではなく、本人の希望を聞いて髪型を整えましょう。

4.× 目視できる範囲で除去します。耳垢は自然に外へ外へと排出されるので、無理にとりません。どうしてもとりたい際は、耳鼻科に行きましょう。

5.× 蒸しタオルで覆ったり、入浴時など髭をやわらかくしてから、シェービングクリームや石けんなどをつけて剃ることによって皮膚を痛めません。

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