介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
生活支援技術 問50
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 生活支援技術 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
右片麻痺の利用者の杖歩行の介助法として、適切なものを一つ選びなさい。
- 杖の握り部分を本人のウエストの高さに合わせた
- 利用者の左後方に立ち介助した
- 2動作歩行では、杖と左足を同時に出すよう声かけした
- 3動作歩行では、杖、左足、右足の順で声かけした
- 階段を昇るときは、杖、左足、右足の順で声かけした
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この過去問の解説 (3件)
01
1:杖の握り部分は、大転子部の高さで合わせます。ウエストでは少々高すぎます。
2:歩行介助を行う場合は、基本的に患側に立って行う為、この場合は右後方に立ち介助する必要があります。
3:2動作歩行は杖と患側を同時に出す為、この場合は杖と右足を同時に出すよう声掛けをします。
4:3動作歩行は、杖、患側、健側の順で出す為、この場合は杖、右足、左足の順で声掛けをします。
ちなみに階段を昇る時は選択肢のように杖、健側、患側の順で出しますが、降りる時は杖、患側、健側と順番が変わります。
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02
1.× 杖は手を自然に下げた際、大転子部あたりの高さにします。ウエストでは高すぎます。
2.× 片麻痺の利用者の介助をする際は、患側後方に立ちます。この場合は右後方に立ちます。
3.× 2動作歩行は杖と患側の足を同時に出し、次に健側を出します。この場合、杖と一緒に出すのは右足になります。2動作歩行は3動作歩行より早く歩くことはできますが、不安定になりやすいため、転倒に注意します。
4.× 階段を上がる際は、杖⇒患側⇒健側の順で動作します。この場合は、杖⇒右足⇒左足の順になります。
5.○
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03
3動作歩行とは、3つの動作を繰り返し行う歩き方で、2動作歩行よりも安定感があります。
3動作歩行で階段を上るときは「杖→健側→患側」。下りるときは「杖→患側→健側」の順で行います。
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