介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
生活支援技術 問51

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問題

介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 生活支援技術 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

嚥下機能が低下している利用者の食事介助として、適切なものを一つ選びなさい。
  • 飲みこむときは頭部を後ろに傾ける
  • スプーンの一口量は多くする
  • 食べ物は口腔の奥に入れる
  • 咀嚼しているときに、次に食べるものを説明する
  • 食べ物を口に入れたら、口唇を閉じるように声かけする

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この過去問の解説 (3件)

01

嚥下機能が低下している人に対して気を付けなければならないことは誤嚥防止です。誤嚥がもとで誤嚥性肺炎となり、高齢であればあるほど治りにくく、死に直結してしまいます。
誤嚥防止のためには
・頭部をやや前傾にする
・スプーンの一口量を少な目にする
・食べ物を口に運ぶときは口腔手前から。
・咀嚼に集中させる
以上のことが大切です。

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02

正解は 5 です。

人は通常、咀嚼・嚥下する際、自然に口唇を閉じます。
咀嚼・嚥下する際に空気を口から吸いこんでしまうと、器官に入ってしまうからです。
健康な人の場合、ムセる事で入った物を排出する事が出来ますが、嚥下機能が低下している人の場合、排出する事が出来ず誤嚥性肺炎になってしまう可能性がある為、声かけをして口唇を閉じるよう促す必要があります。

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03

正解は5です。
口唇を閉じなければ、食べ物が口の中からこぼれ落ちてしまうため、このような声掛けは適切です。

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