介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
認知症の理解 問77

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問題

介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 認知症の理解 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

グループホームにおける認知症ケアに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
  • 利用者同士がなじみの関係になれることを重視する
  • 利用者が力を発揮できる場面をつくる
  • 行動・心理症状(BPSD)の治療に焦点を当てる
  • 家庭的な環境をつくる
  • 地域との交流を進める

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この過去問の解説 (3件)

01

グループホームにおける認知症ケアは、日常生活支援に焦点をあてたものです。家庭的な環境や地域の方々との交流のもとに食事や入浴など日常生活の支援や必要なリハビリを受けます。
行動・心理症状(BPSD)の治療は、認知症疾患治療センターで行われます。

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02

正解は 3 です。

BPSDとは、認知症と診断された人の全てに現れる「中核症状(見当識障害、記憶障害など)」のある人が、周囲の環境や受けているケアなどの人的影響によって二次的に発生する「周辺症状(徘徊・妄想・不穏・暴力など」の事を指します。

グループホームでは、地域住民の方々や職員の手を借りて、日常生活を送る事を目的としており、治療に焦点を当ててケアをしているわけではありません。

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03

正解は3です。

グループホームは「地域密着型」の介護施設で、軽度の認知症高齢者の受け入れを主としています。
「家庭的な環境」をつくり、共同生活を送る上での「利用者間の関係作り」を重視し、「利用者の力を発揮できる場面(家事など)作り」から認知症の症状を和らげるといったケアが行われます。

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