介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
認知症の理解 問82

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問題

介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 認知症の理解 問82 (訂正依頼・報告はこちら)

レビー小体型認知症の症状の特徴として、適切でないものを一つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

レビー小体とは、異常なたんぱく質です。レビー小体型認知症は、その異常なたんぱく質が脳の神経細胞内に溜り、主に脳幹に現れます。

特徴としては、初期には幻視、妄想、うつが表れ、認知障害とパーキンソン症状が現れることです。認知障害は、日や時間帯によって差が出ます。日内変動とは、このことを指します。

初期の段階から人格変化がみられることはありません。

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02

正解は 3 です。

アルツハイマー型認知症では、物忘れの症状から始まる事がほとんどですが、レビー小体型認知症では、物忘れの症状からだけでなく、幻覚(主に幻視)から始まる事も多いとされています。

この幻視はとても鮮明で、突然何もない壁を指差し「あの子あんな所で何をしているのかしら?」と言い出したり、お客様用のお茶碗を出して来てお茶を入れて「今、裏の奥さんが遊びに来てくれているのよ」と誰も座っていないちゃぶ台にお茶を差し出したりと、普通の人にとってはギョッとする振る舞いが自然に出来るくらい、本人にはリアルな幻覚が見えていると言われています。

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03

正解は3です。

人格変化とは、認知症では穏やかだった人が短気になったり攻撃的になることなどを指します。
これは、自分の言いたいことが上手く言えなくなることや、理解力低下から感情をコントロール出来なくなることが原因とも言われています。

また、これはピック病でみられやすい症状です。

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