介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
障害の理解 問91

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この過去問の解説 (3件)

01

失語症とは、程度の差こそあれ、話す・聞く・読む・書くのすべてに障害がある状態です。これに対して構音障害とは、声を出すことに問題があるもので、話すことに問題があっても、4技能すべてに問題があるわけではありません。そのため、失語症とは別にして扱います。聴覚障害の場合もそうです。

挨拶など定型化している言葉は障害されにくく、単語よりも文や文章の理解が困難になります。そのため、失語症の種類によっては、流暢に話しているように感じても、話している内容がなく周囲が理解に苦しむといったものもあります。

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02

正解は 5 です。

聴覚的理解とは、言葉を理解する事を指します。

人によって程度が違う為、誰にでも有効というわけではありませんが、聴覚的理解を少しでも補う為には、簡潔にはっきりした言葉でゆっくりと話しかける必要があります。

例えば「○○さん、もうすぐ帰る時間ですので、帰り支度をする前にトイレにいっておきましょうね」という言葉かけよりも「○○さん トイレ 行きましょう」の方が理解しやすくなります。

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03

正解は5です。

失語症は発音や発声の障害とは違うものです。
大脳の言語中枢に損傷を受けることで起こります。失語症になると、言われたことを理解することが難しくなるので、はっきりゆっくり話しかけることも適切な対応になります。
また、長い文章でまとめて話すと分からなくなるため、ひとつひとつ話すなどの配慮も必要となります。

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