介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
障害の理解 問92

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

統合失調症における回復期とは、社会とのかかわりを持とうとする時期です。この時期に大切なことは「努力」や「無理」ではなく、「ゆとり」や「安心感」です。本人のできることから少しずつ広げていくことが大切です。時として、できないことへにいらだちや時間が予想以上に長くかかってしまうこともありますが、これらに対する見守りも必要なことです。

選択肢4の投薬に関しては、医師と相談しながらすすめていくべきことです。

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02

正解は 3 です。

1:同じ事を繰り返し、達成感を得る事で、自信を持たせる方法が有効です。

2:徐々に発症前の生活リズムに戻れるよう支援していきます。

4:減薬は、医師・薬剤師などと、本人・家族が相談して行います。処方された薬を、介護士が減らすよう勧めたりしては絶対にいけません。
もしそのような事を相談された時は、医師・薬剤師などに相談するように勧めます。

5:本人がこのような目標を持って頑張りたいという意思があるのならば、それを尊重して目標を立てる場合もある為、絶対に間違っているとは言い切れませんが、より適切な選択肢が他にある為、今回は不適切となっています。
ただし、介護士が率先して勝手にこのような目標を立てる事は、本人にプレッシャーを与える事にもなりかねませんので、してはいけません。

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03

正解は3です。

回復期は病状は治まってきますが、認知機能障害がみられることもある時期と言われています。
また、統合失調症の回復期は長いとされています。この時期は、意欲や集中力の低下などがみられることがあり、現実の症状と周りからの評価にも苦しみやすい時期でもあります。周囲の人は、そのことも理解し支援することも必要となります。

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